3月3日は桃の節句,ひな祭りです。女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事です。日本の佳き,微笑ましい文化,伝統です。うちのカミさんは,毎年ひな祭りの約1週間前になると,居間にひな人形を飾り,3月3日その日に片付けます(嫁ぎ遅れ防止のため【笑】)。毎年そうです。
うちのひな飾りは,人形自体は割と大きいのですが二人雛です。三人官女や五人囃子はおりません。でも,内裏雛(男雛,女雛)はいずれも割と品格があり立派です。すごく日本的な風情がございます。
さてさて,毎度のこととはいえ,フジテレビはやってくれましたね。「笑っていいとも!」のミニゲームのコーナーで,あろうことか,扇子を投げてひな人形を次々に倒していくというゲームを芸人らにやらせたようです。射的のように・・・。こんな企画,一体誰がしたんでしょうか。首をかしげずにはいられません。こんな企画が出され,そして行われようとする時,フジテレビのフタッフの誰も疑問に思わなかったのでしょうか。
あたかも射的のように,物(扇子)を投げて次々にひな人形を倒していくという発想,メンタリティーは日本人である私にはとても理解できません。女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事なのに。案の定,視聴者からかなりの数の苦情や批判が寄せられ,翌日からこのミニゲームなるコーナーは,ひな人形ではなく単なるパネルのようなものを倒すゲームに「修正」されました。「転向」したのです(笑)。考えてみれば,ほんの少しの想像力さえあれば,そのような批判を受けることは予想できるでしょう。内裏雛(だいりびな)あるいは親王(男雛,女雛)はそれぞれ天皇と皇后をあらわします。明らかに日本人の感覚からすれば違和感がありますもの。いつも思うのですが,フジテレビに限らず,マスコミ関係者の中には何か日本を貶めようとする勢力,あるいは日本の伝統と文化を尊重しない連中がかなりいると思われます。フジテレビなどはいわゆる韓流などのごり押しが嫌気されたのでしょうか,視聴率が低下に低下を重ね,振り向けばテレビ東京という事態に陥っております(笑)。
さてさて,不満ばっかり言っていないで,たまには深呼吸をしたいと思います(笑)。私は,イライラしていたり,何となく元気がなかったり,仕事に没頭していたりの時,ふっと自分の呼吸がどんな状態になっているか確認してみますと,決まって呼吸が浅くなっております。これは良くないようです。深い大きな呼吸は精神を安定させると同時に,体を活性化させるようです。
もうそこそこ前になりますが,「なぜ、『これ』は健康にいいのか?-副交感神経が人生の質を決める-」(小林弘幸著,サンマーク出版)という本を読みました。これはお医者さんが自分の経験を元に執筆された本です。読後感ですが,失礼ながら,本のタイトルほどの満足感,インパクトはありませんでしたが,呼吸の大切さ,副交感神経の重要性について痛感させる良い本でした。皆さん,深呼吸ですよ,深呼吸。一日に何度やっても構いませんし,意識してこれを実践すると健康(特に精神面)に良いようです。
エレベーターのマナーというのが,私には今ひとつ分からないでいます。先頭で待っている人は,やはり一番先に入ったら,自分の行き先の階を押す前に「開」のボタンを押し続け,他の人が全員入ってそれぞれボタンを押した後に,自分の行き先の階を最後に押すべきなのでしょうか。
自分としてはそういう意識があるものですから,そうしていたら,仏頂面で「バンッ!」と目の前でボタンを乱暴に押されたりすることがままあります。デリカシーの欠片もないような押し方です。時には「○階お願いします。」と命令されちゃったりして(笑)。まあ,先頭で待っていて,一番最初に中に入った人の宿命といえばそれまでですけど,愉快でない時がありますね。
ですから,エレベーターでのそのような多くの経験をしていて,傷つきやすい私は最近では階段を利用することが多くなりました。健康にも良いですしね。今日の仕事はあれと,これと,それをしなければならないな・・などと考えながら,階段を一歩一歩踏みしめながら歩いていくのです。
階段を一歩一歩踏みしめながら歩いていくというと,いつも連想する曲があります。私も昔から大変好きな曲なのですが,バッハの平均率クラヴィーア曲集第1巻の第24番(ロ短調)の前奏曲(プレリュード)です。これを聴いていると,自分が様々な苦楽を味わいながら,一歩一歩階段を踏みしめて歩いているような感じになるのです。下行音階もありますから,上に昇っていくだけでなはく,下に降りていくような部分もありますが,いずれにしても階段を連想します。大変佳い曲です。ユーチューブにもアップされていますし,他のサイトでも動画がありますから,一度聴いてみてください。
さて,階段を上っていくというと,あの忌まわしかった民主党政権で日本国と日本国民は一旦地獄に堕とされましたが,これからは煉獄,天国へと続く階段を上がってゆくだけです(笑)。第二次安倍政権は発足してまだ間がないのですが,いかにマスコミが足を引っ張ろうとしても,その支持率は上昇しています。いろいろな面が評価されていると思いますが,まずは経済政策(金融政策も含む。)が素晴らしく,ようやくデフレ脱却への正しい一歩が踏み出されようとしています。
まずは日銀総裁,副総裁の人事ですが,私としては以前から定見と見識のある岩田規久男先生(学習院大学経済学部教授)が総裁に適任だと思っていたのです。しかし,どうやらそれはないようで,何とか副総裁には就任して欲しいと切に願っております。とにかく,デフレ固定を確信犯的に続けて来た歴代の日銀総裁の責任は極めて重い。日銀理論,日銀の常識は世界の非常識なのです(笑)。そして,これからは「コミットメント」,「コミットする」という言葉がキーポイントになると思います。コミットするというのは,ちゃんと説明をし,その説明に「責任をもつ」という意味です。日銀はこれまでは,卑怯にも「コミットする」ことがありませんでした。責任を取りたくないからです。高い報酬や給与をもらっているのに。
まずは皆さん,「日本銀行 デフレの番人」(岩田規久男著,日経プレミアシリーズ)という本をお読みください。騙されたと思って(笑)。これまた目から鱗の素晴らしい本です。大変勉強になります。そして,「日銀はだれのものか」(中原伸之著,中央公論新社)という本も誠に素晴らしい。中原伸之さんは元日銀の政策委員会の審議委員で,元金融庁顧問でもあられます。日銀がこれまでいかにデフレの「番人」であったかが分かります。
いずれにしても,日本の対外資産は世界一です。技術力もポテンシャルも世界に冠たるものがあります。これからの日本経済,一歩一歩階段を上っていかなければなりません。財政規律といいますが,成長しなければ税収も増えませんからね。
第一生命が毎年募集し,佳作を発表しているサラリーマン川柳というのは本当に面白いですね。今年発表されたものも,いずれ劣らぬ傑作ぞろいです。
俳句の場合は,月並俳句はともかくとして,ちゃんとした作品については,どんな状況,心境で句作がなされたのだろうと想像力を働かせたり,含意をくみ取る必要がありますが,川柳の場合はとても分かりやすく,単刀直入です。そのままなのです。
川柳の中でもサラリーマン川柳の傑作に共通なのは,笑い(爆笑)だけでなく,どことなくもの悲しい情緒,哀愁といいますか,ペーソスも漂っております。それにしても,今年発表されたサラリーマン川柳は例年にも増して,自虐的な夫と嗜虐的な妻という構図が顕著です(笑)。
まずは夫が妻を揶揄した作品。
「風呂にいた ムカデ叩けば ツケマツゲ」
「乗る妻も 体重計も 悲鳴上げ」
いやー,ホントに面白いですね(笑)。
さきほど夫の自虐性と妻の嗜虐性と申しましたが,この観点から特に爆笑できたのをいくつかご紹介したいと思います。
「携帯と 亭主の操作は 指一本」
「ノーベル賞 家(うち)にないのは 平和賞」
「生命線 見せたら妻が 不機嫌に」
「家事停止 望むは妻の 再稼働」
「部下にオイ 孫にホイホイ 妻にハイ」
「小遣に 消費税を かける妻」
「営業に 連れて行きたい 嫁の口」
「家族割 あるのに妻と 通話なし」
ほんとに傑作ぞろいです(笑)。
ただ今回私が,すぐに反応し,腹を抱えて笑ってしまった作品,これが秀逸だと思われるのですが,それを最後にご紹介しましょう。子どもが完全に見間違えてしまうほど,化粧顔とスッピンとの落差が劇的な域に達していたのでしょうね(爆笑)。
「スッピンで プールに入り 子が迷子」
寒い日が続いております。去る土曜日も仕事をしに事務所まで徒歩通勤したのですが,本当に寒かったです。今年は確か2月4日が立春でしたよね。「立春とは名ばかりで,まだまだ寒い日が続いております。」なんて,時候の挨拶がよく使われますが,春を感じさせる,「水ぬるむ」頃までにはまだ間がありそうです。それにしても本当に寒い。
事務所からは少し遠くはなるのですが,そのコンビニには前はよくお昼ご飯を仕入れに通っていました。出来たてに近い感じの美味しいパンがケースの中に並べられていたり,割と珍しい品があったりで,結構気に入っていたのです。しかし,今は全く行かなくなりました。接客に問題があるなと感じたその日からはそのコンビニに行くのをやめたのです。その日は恐らく中国人と思われる店員だけが数人対応していました。監督といいますか,ある程度は目を光らせるべき立場にある日本人が全くおらず,恐らく中国人と思われる外国人だけだったのです。
何がイヤかというと,日本人がいないと途端に気がゆるむのか,接客がなっていないのです。入退店の時に全く何も言わず無反応だったり,箸やスプーンを袋に投げ入れるようにしたり,同僚同士でしゃべくっていたり,日本人のいる普段は彼らなりに「マニュアル」に割と忠実に言葉を発しているのに,いない日はほとんど何を言っているのか分からないような小さな声で投げやりに言葉を発したり,釣り銭をぞんざいに渡したり,などなど。
恐らく,彼らの本国では,もてなしや接客の文化が日本のように深化していないのでしょう。商品や釣り銭を投げられたという日本人旅行客の体験談をよく耳にしますからね。日本へ来て,コンビニなどでアルバイトをしている彼らも,日本人の管理者らがいないと,つい「地」が出てしまうのでしょう。良い接客をしようと心がけている外国人アルバイトの方もいますから,あまり一般化してはいけないのでしょうが,コンビニにおける接客一つをとっても文化の違いを痛感します。
コンビニの経営者も,人件費削減という経済合理性だけを追求するのではなく,大切なその店の接客,雰囲気をこそ重視すべきなのではないでしょうか。かつて私がその店で購入していた「メロンパン」の量は相当なものでした(笑)。「メロンパン」という商品に限って言えば,私というとても大切な顧客を失ってしまったのです。
その土曜日の夕方,仕事を終えてやはり徒歩で帰宅する途中,自宅近くの美味しいということで割と評判の小さなイタリアンレストランの横を通り過ぎようとしたところ,「接客」を目の当たりにしました。黒の上下に白いエプロンをした黒髪のショートカットのスラッとした若い女性店員が,退店する客に付き添い,その客が車で出発するまで,見送り,その後深々と礼をしていました。立春とは名ばかりの寒風の吹きすさぶ中で,です。
岩波ホール総支配人の高野悦子さんが亡くなりました。もちろん私などは映画の世界は門外漢ですが,高野悦子さんは本当によいお仕事をされたと思います。心からご冥福をお祈りいたします。
一番最初に高野悦子さんのお名前に接したのがいつ頃だったのか記憶はありませんが,「二十歳の原点」の高野悦子さんとは同姓同名で,最初は「あれっ?」と戸惑ったのを覚えております。それにしても「エキプ・ド・シネマ」が紹介,上映してくれる映画は素晴らしいものばかりでした。私は特に独身時代によく観たものです。
「大理石の男」
「ルートヴィヒ」
「約束の土地」
「秋のソナタ」
「山猫」
「ゲームの規則」
「熊座の淡き星影」
「アギーレ・神の怒り」
「ダントン」
「ドイツ・青ざめた母」
独身の私は,その当時夢中になって「エキプ・ド・シネマ」が紹介,上映してくれるこういった名作の数々を観たものです。この頃は名古屋駅の西側に「ゴールド」,「シルバー」という名画座があって,特に「ゴールド」の方に頻繁に通っておりました。いわゆる名画座,アート系というやつで,お客さんも本当に映画を楽しむといった精神的に余裕のありそうな,とてもマナーの良いお客さんが多かったように思います。本当に懐かしいなぁ。思い出します。
結婚してからもたまに「エキプ・ド・シネマ」の映画を観ました。東京勤務の頃は,カミさんと一緒に「岩波ホール」まで行き,「コルチャック先生」を観て涙したのを覚えております。
「約束の土地」などはもう一回是非観てみたいと思います。ところで名古屋には,いまは名画座,アート系の映画館はどのくらいあるのでしょうか。名古屋だって人口約226万人もおります。こういった映画を観たいというニーズもあるはずです。そういう映画館が廃れることのないように祈っております。
高野悦子さんは,生涯独身を通されたようですが,「シネマ君」とは挙式されたとのこと。映画に生涯を賭けた人生だったのですね。「シネマ君」と添い遂げられたのです。合掌。
ついにうちのカミさんも風邪でダウンしました。もう若くはないのですから,じっくりと養生して欲しいと思います。滋養のある大好物の甘い物でも食べて・・・(笑)。というわけで,久しぶりにこの私めが朝食を作ることに相成りました。
家族に「うーん,いいだしが出てる。」と言われたいばっかりに,味噌汁には鰹と昆布の両方で出汁をとってしまいました。鰹だしだけに絞った方が良かったかしら。まあ,それでも我ながら美味しい味噌汁ができたと思っております。
さて,話は変わりますが,私も仕事柄,いろいろな裁判官に接することがありますが,裁判官にもいろいろなタイプがありますね。職務熱心で人格的にも尊敬できそうな人も勿論おりますし,「び,びみょー」という感じの人もおります。それぞれのお人柄はともかく,法廷で見る裁判官はみんな法服を着用していますね。しかもその法服は絶対に黒色です。タータンチェックや市松模様や絞りの入った法服など見たことがありません(笑)。
なぜ裁判官の着る法服は黒なのか・・・。確かに諸説ありますが,私にとってもっとも説得力があるのは,裁判官の職責上,公正無私を貫くため,何色にも染まらない,染まってはならないからというものです。赤と青を混ぜたり,黄と緑を混ぜたりすると全く他の色に変わってしまいますが,黒はそうはいきません。黒色の法服にはそういう意味があるんでしょうね。
花嫁さんの白無垢とは違います。花嫁さんの白無垢は「私は何色にも染まってはおりません。あなたの色に染めて下さい。」というのでしょうからね(笑)。確かに,法廷で裁判官が一方の代理人弁護士に,「あなた色の法的主張に染めて下さい。」などと発言したら,他方の代理人弁護士は何と思うか(笑)。日本の司法は瓦解します(爆笑)。
冗談ではなく,汚職や買収で司法が事実上機能していないのは中国です。大気汚染同様,何でもありです(笑)。裁判官も簡単に買収されているようです。また,これはあるブログからの情報ですが,中国では,「中国の局長クラス以上の幹部に汚職で全部死刑判決を言い渡したら冤罪の人が出てくる。しかし,半分にしてしまったら漏れが出る。」,「腐敗を取り締まらないと亡国になる。でも,腐敗を取り締まると亡党となる。」などと人民から揶揄されているほど,中国の腐敗,汚職はひどいようです。
私自身この法曹界にそこそこの期間身を置いていて改めて思いますのは,日本の裁判官は諸外国のそれと比べて清廉だなということです。確かにこれまでにも裁判官の不祥事はありましたが,裁判官が加重収賄罪(枉法収賄罪)で有罪判決を受けたという報に接したことはありません。要するに裁判官が一方からお金をもらってそちらに有利な判決をしてしまうということは聞いたことがありません。それは当然といえばあまりにも当然ですが,そういった意味では日本の司法は健全だと思います。
話は元に戻りますが,うちのカミさん,早く風邪が治りますように・・・。
うちのカミさんが,ある集まりの新年会に出席するとかで,その晩は娘のあかねちゃんと二人で夕食をとりました。近くのお寿司屋さんからにぎり寿司と茶碗蒸しを二人前ずつ出前をとって,お酒を飲みながら仲良く食べたのです。
ところが,話が弾んだのは良いのですが,ついうっかりして天敵のぎんなんを間違って食べてしまったのです。私はぎんなんと,内臓と,フグの白子と,ナマコと,民主党政権が大の苦手です(笑)。私のこれまでの長い人生経験からすると,経験則上,また社会通念上,茶碗蒸しの底の方には必ずと言っていいほど,ぎんなん様が陣取っておられます。私はいつもは細心の注意を払いながらぎんなん様を選り分け,カミさんに食べてもらっていたのですが,この日の晩は目の中に入れたらやはり痛い娘のあかねちゃんとの話に夢中になり過ぎて,間違ってぎんなん様を食べてしまったのです。一度口に入れたものをはき出すのはマナーに反しますので,呑み込んでしまいました(笑)。
間違ってぎんなんを食べてしまったので,少し凹んでいたのですが,その晩はお風呂に入って早めに床につき,バッハの「マニフィカト」のDVDを見て,聴きました。本当にバッハは凄い。これも素晴らしい音楽です。「マニフィカト」は,とにかく全体を通して圧倒的な喜びに満ちているといいますか,幸福感が溢れています。「マニフィカト」というのは,ルカによる福音書の中の,マリアが主を讃える一連の言葉を意味します。
このDVDは,ニコラウス・アーノンクール指揮のコンツェントゥス・ムジクス・ヴィーン,そしてアルノルト・シェーンベルク合唱団,各ソリストの演奏です。特に私がお気に入りなのは,ソプラノのアンナ・コロンディさんです。実力もさることながら,気品があって美しい。彼女が独唱する第2曲のアリアなどは圧巻です。このアンナ・コロンディさんはハンガリー出身で,現在はベルリン在住。1996年にはミュンヘン国際コンクールで優勝し,その後ザルツブルグ音楽祭やバイロイト音楽祭にも出演した経歴の持ち主で,昨年の11月には,福島県相馬郡の小中高校を回って演奏と指導のワークショップをし,さらに東京でチャリティーコンサートまで開いてくれたそうです。本当にありがたいことです。
バッハの「マニフィカト」,特にアンナ・コロンディの素晴らしい歌声に癒やされました。間違ってぎんなんを食べてしまったけれども,その後気を取り直した次第です(笑)。
ついこの前初日の出を迎えたと思ったら,もう2月です。この,何と言いますか,だんだんと日が長くなる感じ,少しずつ春が近づいている雰囲気が良いですね。
さて,大変恥ずかしいのですが,私自身,いい歳をして太り傾向にあります(笑)。ワイシャツの首回りが窮屈になっているのです。よくよくその原因を考えてみると,様々な要因があるとは思いますが,最近顕著なのは間食の回数と量が多くなっていることです。
一体なぜなのか,その背景事情とは・・・。私も武士道精神を重んじる人間ですから,責任転嫁をするつもりはありませんが,うちのカミさんのせいです(笑)。とにかく彼女が冷蔵庫内にもその他の場所にも「甘いもの」を最近特にたくさん置いているのです。私にコーヒーを入れてくれる時も,よく「甘いもの」を一緒に持ってきてくれようとします。要するに,私を「共犯」にしたいのでしょう(笑)。旦那にも少し食べさせておけば,自分も何の気兼ねもなく「甘いもの」が食べられる・・・。
うちのカミさんはテレビなどを見て,よく一人で大笑いをしておりますが(笑),まあ,確かにうちのカミさんも何らかのストレスを感じることもあるのでしょう。よくストレスを感じたり,疲れたりすると「甘いもの」が欲しくなると言いますし,やはり彼女も「甘いもの」を食べようとしたり,食べている時にそんな言い訳をしております。それにしてもカミさんは「甘いもの」の健啖家です(笑)。この前なんか,ちょっと目を離したすきに,お湯を入れてすぐにできるインスタントのカップしるこをお召し上がりになっておられました(爆笑)。やりたい放題です。治外法権というか,不逮捕特権というか,免罪符というか・・・(笑)
あまりよくは分かりませんが,疲れやストレスがたまっている時には,無性に「甘いもの」が食べたくなることがあるのは,心と体がそれを欲しているからとのこと。脳の中のセロトニンという物質が増えると人は幸せを感じて,精神を安定させるのだそうで,要するに「甘いもの」はこのセロトニンを増やしてくれるんだそうな・・・。
これに関連してですが,それにしても本当にうまいことを言う人がいるもので,どうです?次の文章・・・。
「When you’re stressed,you eat Ice cream,chocolate and sweets. YOU KNOW WHY? Because ”Stressed” spelled backwards Is ”Desserts”」
”Stressed”(ストレス)のスペル(つづり)を逆からに読んだら,”Desserts”(デザート)になる・・・。
素晴らしいですね。どおりで,ストレスや疲れを感じたら「甘いもの」(デザート)が欲しくなる訳だ。
いつも感謝しているのですが,うちのカミさんは一年中季節を問わず,平日は午前5時50分ころにきちんと毎朝起床して家族の朝ごはんを作ってくれます。ありがたいことです。そして午前6時30分ころには家族そろって朝ごはんをいただくのです。
でも,昨日の朝はとても珍しいことが起こりました。カミさんがいつもより1時間ほど朝寝坊をしてしまったのです。娘のあかねちゃんがカミさんを起こす声で,私もようやく目が覚めました。それで私もようやく目を覚ましたということは,よくよく考えてみますと,毎朝私が目を覚ますのは,カミさんが味噌汁の具をまな板の上で包丁で切る「トン,トン,トン・・・」という音や,食器を扱う音を聞いてです。
そういえば,古い昔,私が子どもの頃も,母がいつも白い割烹着を着て台所でさせる「トン,トン,トン・・・」という包丁の音を聞いて目覚めていたのを覚えております。そして,家族が全員揃って朝ごはんをいただくのです。昭和の風景ですねえ。本当にいいですね。「朝茶はその日の難逃れ」なんて言って食後にみんなお茶を飲んだりね・・・。昔から,朝茶を飲むとその日の災難から逃れられるとか,何かよいことがあるとかといった言い伝えのようなもので,とにかく母からは「お茶はちゃんと飲みなさい。」と言われておりました。こういった伝統は,私が一人前に所帯をもって以降もずっと続いております。
誰も朝ごはんを作らないとか,家族がバラバラでそれぞれ好きな時に食事をするとか,そんなもの家庭ではありません。「トン,トン,トン・・・」とかが「昭和の風景」なんて言いましたが,平成の世でも,それ以降も,ずっと続いて欲しいと思っております。押しつけがましいと言われるかも知れませんが,娘のあかねちゃんもきっとこの良き伝統を守り続けてくれるものと思っております(笑)。
さて,話は変わりますが,先日行われた大学入試のセンター試験の英語のリスニングの中で,極めて妙な問題が出題されたそうですね。パスタの「ミートソースの作り方」についての英文が読まれる中で,何と,「キムチベースを入れるとおいしい」という文章が入れられていたそうです。「ハァ?」何で「キムチ」なの?一体全体誰がそんな問題作ったんでしょう。韓流ドラマやK-POPのごり押しと同じような匂いや底意を感じてしまうのは,穿ちすぎでしょうか。そもそも「センター試験の点数が悪かったらどうしよう。」と不安げで緊張している受験生にとって,突如として聞かされた「キムチ」という単語を英語で認識できるかどうかは疑問ですし,難なく聞き取れる(リスニングできる)ほど英語として一般的でしょうか。それにパスタのミートソースにキムチベースを加えるなんて「想定外」なんじゃないでしょうか(爆笑)。だれが作ったんだ,そんな問題っ!
試験後,これを実際に試した猛者がいたそうです(笑)。要するに,キムチベースをミートソースに加えてパスタの麺の上に乗せて食べたそうな。その人がツィッターで告白したところによると,「まずいどころではありませんでした」,「一口でギブアップするレベルのまずさです」だって(爆笑)。当たり前じゃないでしょうか。ほんの少しの想像力さえあれば予測できそうなものです(笑)。
昨日,20日の日曜日は二十四節気の「大寒」でした。「大寒」というのは一年で一番寒い日ということのようですが,私はその前日,気が置けない間柄の人たちとゴルフを楽しみました。このラウンドでは,数日前に我が家の財務大臣であるカミさんの了承を得て新規に購入したクラブセット(ドライバーを含む)を使用しました。ただ,いきなりの新品クラブ使用では心もとないので,実は仕事を少し早く切り上げて,前夜(金曜日の晩),寒風の中打ちっ放しの練習場に行きました。
購入したばかりの全てのクラブを練習場で試してみましたが,まずまずの当たりで好印象をもちましたし,「うん,これならいけるぞ!」と翌日のラウンドには少しばかり自信をもって臨むことができました。ただし,隣の打席(すぐ後ろの打席)の中年男性の顔が中国共産党の習近平にあまりにもソックリなので,不吉だなとは思いましたが・・・(笑)。
さてその翌日の土曜日はいよいよ本番です。緊張のスタートホールでのドライバーショットです。・・・・・う,うまくいきました。まずまずです。このラウンド全体ではパッティングがよくありませんでしたが,バンカーショットも上手く脱出できましたし,グリーン周りのアプローチもまずまず。特に感心したのは,サンドウェッジ(SW)がすごく打ちやすく,安心感があるということです。
このような訳で,このラウンドでは久しぶりにスコアが少し回復したのでありました。今までは悪すぎたせいもありますが,まずは一安心です。そもそも10年ぶりに今回クラブセットを新調しようと思ったのは,ゴルフ仲間からの「道具も大事だよ。」という一言でした。他の人からも常々そのように言われていたこともあり,今回重い腰を上げたのです。やはり,道具も重要だなと痛感しました。ただ,本当ならば,あと2,3打はスコアがよかったはずだと悔やまれることがあります。それは,いつもゴルフをご一緒させていただく愉快な同伴者(60歳代後半の男性で,七福神の布袋様にすごく似ている人)の面白い「ギャグ」にやられてしまったからです(笑)。笑い上戸の私は,2,3回,自分のショットの直前にその「ギャグ」を思い出してしまい,手元が狂ってしまったのです。その人が悪いのではありません,思い出し笑いをしてしまう自分が悪いのです。
その昔,山本リンダさんという歌手がおりました。「ウララー ウララー ウラウラでー」という歌(狙いうち)で有名ですが,私なんかはその当時まだ高校に入ったばかりで,「す,すごい元気な人だな,ボクも見習わないといけないなー」などと思いながらテレビ画面の前で圧倒されておりました。
ゴルフで一緒に回ったその布袋様のような同伴者は,いつもすごいドライバーショットをするのに,あるホールでは明らかに力(りき)んでしまい,「ポコッ」という音をたててチョロをしてしまったのです。その直後のその人は,ギャグのつもりか「山本リきンダ」と言ったのです(爆笑)。
も,もうダメです。笑い上戸の私としては・・・。思い出し笑いするなと私に命じる方がおかしい(笑)。その後私は,凝りもせず2,3回にわたり,ショットの直前にその「ギャグ」を思い出し,手元が狂ってしまったのです。
道具のおかげか,スコアが少し回復したのはよいのですが,その思い出し笑いさえなければ,本当ならばあと2,3打はスコアがよかったはずです(笑)。