チビ太って,かわいいですよね。チビ太を見ると,何が何だか分かりはしませんが,癒されます。ノスタルジックな昭和の面影もありますし。今の若い人は知らないかもしれませんが,チビ太というのは今は亡き赤塚不二夫先生のギャグ漫画「おそ松くん」の中で出てくるキャラクターです。私の名字が名字だけに,小学生のころは私は「おそ松くん」と呼ばれていました(笑)。
チビ太のおそ松くんでの役回りについては,もう今では記憶がありませんが,チビ太について悪い印象をもったことはありません。「おそ松くん」の中では準主役的な存在だったと思います。それにしても,チビ太は可愛いと思います。
でもチビ太は,私は「おそ松くん」をテレビで見ていた頃は全く気付かなかったのですが,親もなく住所不定で,空き地の土管の中で暮らしていたような不遇な,浮浪児だったのです。彼は不遇な中でも逆境に負けず,その日その日をたくましく生きていたのですね。励みになります。
昨日は,車を運転し,仕事で岐阜県の多治見市まで行ってきました。往復の所要時間に行き先での仕事時間を加えると,半日がかりになりますし,ちょっとした小旅行です。私は時間がなかったので,あるコンビニでサンドイッチとヨーグルトを買い,そのコンビニの駐車場内の車の中での慌ただしい昼食でした。その時にふっと目に入ったのが,トレードマークといってもよい,おでんを持ったチビ太の絵が目に入ったのです。旗というかのぼりに描かれていたチビ太の姿は,秋風に静かにはためいておりました。チビ太の大好物であり,至高のおやつは「おでん」なのです。昭和の時代を思い出します。くどいようですが,チビ太は可愛い(笑)。
それにしても,名古屋グランパスの先日の対清水エスパルス戦はいただけない。このチームの問題点が如実に出ております。相手チームのシュート数が23本なのに,グランパスのシュート数は僅か4本です。闘莉王やダニルソンが欠場していたからとしても,あの試合内容は誠に無残なものでした。むしろ闘莉王やダニルソンが欠場しても従前と変わりない水準を維持しているようなチームでなければなりません。さきほど,このチームの問題点と言いましたが,Jリーグ屈指のタレントの存在にあぐらをかいて,完全に個人技頼みとなっております。ですから,個々のタレントの欠場や個人のその日の出来不出来に左右されてしまい過ぎる結果となるのです。やはりチーム戦術と共通理解(約束事)の徹底,それほど個に左右されない組織的なチームを形成できていないということです。あまり言いたくはありませんが,ストイコビッチ監督は選手としては世界的なプレーヤーでしたが,監督としての能力は・・・といったところです。ただ,本日はチビ太が主人公でした(笑)。
私はサッカー観戦が大好きで,Jリーグの中では名古屋グランパスを応援しています。現在はリーグ戦で2位につけており,昨年の優勝に引き続き,年間王者の連覇を狙っております。頑張って欲しいです。さてみなさん,ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)というのをご存知でしょうか。前年度のアジア各国のリーグ戦覇者やそれに準ずる成績を収めたクラブチーム同士でアジアの頂点を目指して戦うリーグです。
Jリーグ昨年度覇者の名古屋グランパスも出場していたのですが,グランパスはこのACLで戦っていた春から初夏にかけての頃は,国内のJリーグの成績がパッとしませんでした。それもそのはず,JリーグとACLとの両方を戦うと,日程がハード過ぎて選手が疲弊してしまうのです。それに,中国や韓国で戦うと,汚いラフプレーが多く(中国のサッカーはカンフーサッカーといわれています。),選手がケガをさせられないかとヒヤヒヤします。ACLで頂点に立ったとしてもさほど名誉欲はくすぐられません。ACLに関しては,日本のFIFA世界ランキングが多少落ちたとしても,私はかねてから脱亜論を唱えております(笑)。
先日,ACLで唯一日本のチームとして勝ち残っていたセレッソ大阪が韓国でアウェーの試合をしました。その際,韓国のサポーターの一部が「日本の大地震をお祝い(し)ます」という誠に心ない横断幕を示しておりました。韓国人はことあるごとに日の丸を燃やし,引きちぎり,土足で踏みにじるなどのことを平気で行うメンタリティーを有しています。ですから,韓国人がこのような横断幕が掲げたからといってそれほどは驚きませんが,日本人と韓国人とのメンタリティーの違いは次元の違いさえ感じます。仮に韓国が未曾有の災害を被ったとして,日本国内のサッカー競技場で日本人サポーターがこのような横断幕を掲げるでしょうか。
韓国の伝統的な踊りに「病身舞」というものがありますが,動画で見たのですが極めて差別的で反吐が出そうです。弱い者には徹底的に強く出て,強い者には迎合する事大主義です。それにいわゆる「韓国起源説」というやつ。他国の伝統や文化に対する羨望からか,根拠も合理性も全くないのに,自国が起源だと闇雲に主張するやつです。ウィキペディアで「韓国起源説」というのを調べてみてごらんなさい。世界で通用し,評価されている日本の伝統や文化の多くについて,それらはいずれも韓国が起源だと主張しているのです。寿司も柔道も剣道も桜も・・・・,挙げ句に「武士道」もです(爆笑)。
新渡戸稲造先生は,その名著「武士道」において,内陸部で塩の調達に困っていた甲斐の武田信玄に対し,越後の上杉謙信が塩を送った史実に触れておられます。さきほど述べましたような横断幕を掲げる行為は,いかに武士道とは対極にある卑劣な行為であることか。韓国人はこの武士道も自国起源だというのでしょうか。少なくともそのメンタリティーは武士道とはほど遠いのではないでしょうか。こんな卑劣なことをすれば,日本では「士道不覚悟」,「士道に悖る」と言われて,切腹ものです。
居間にはうちのカミさん以外には誰もいないはずなのに,居間から大きな笑い声が聞こえることがあります。誰かお客さんが来ているのであろうか,それとも娘のあかねちゃんが早く帰って来たんだろうか・・・,と私が自分の部屋から出て確認してみると,やはり居間にはカミさん以外にはいません。そうです,さきほどの大きな笑い声の主はカミさんでした。テレビの面白いシーンを見て,一人で笑っていたのでした(笑)。こういうことはよくあります。明るい,屈託のない方です(笑)。
カミさんの,そういった一人笑いに対しては,娘のあかねちゃんも少しばかり苦笑気味です。「原始、女性は実に太陽であった。」と平塚らいてう先生が表現されたように,そういった屈託のない大きな一人笑いのできるカミさんは,確かに我が家では太陽のような存在です。毎日,朝は午前6時より前にはちゃんと起床して,我が家の伝統的な和の朝食を作ってくれますし,マメに家事もこなしてくれます。休日などに私がぐうたら過ごしている部屋だって,私がちょっと外出している間に,すかさず掃除機をかけてくれたりしています。ありがたいことです。マメなのは彼女がねずみ年の生まれだからでしょうか。
ただ,最近うちのカミさんの行動で気になっていることがあります。おやつ時の際にはもちろん,そうでない時にも,やたらとお菓子を勧めてくれるのです。私の意思を確認するまでもなく,当然のようにコーヒーとともにお菓子を持ってきたり。「今川焼買ってきたけど,食べる?」,「豆大福だけど食べるよね?」,「・・・最中買ってきたけど・・・」などなど,そんな感じです。確かにありがたいとは思います。・・・でも,最近になってようやく私は悟りました。私がそれとなく覗いたり,調査してみると,そんな時は決まって彼女も同時に,静かに,静かに今川焼や豆大福や最中を食べているのです(笑)。しかも安心し切った表情で・・・(笑)。
要するに,共犯づくりなのです。甘い物を食べているのは自分だけではない,仮に見つかったとしても誰からも嫌みを言われずに安心してお菓子が食べられる,てなもんです。内輪の話で誠に相済みませんでした。
いきなりですよね,この涼しさは。あれほど暑かった夏なのに・・・。でも,私は毎年,急で,いきなり涼しくなるこの感じがたまらなく好きなのです。これからは一年で最も好きな季節になります。
産経新聞の記事によると,何かしらまた中国の団体が笑止なことを考えているようです。そう,昨年も失笑を買った「孔子平和賞」というものの授与を考えており,この「第2回孔子平和賞」の受賞候補者にロシアのプーチン首相ら8人の名が挙がっているとのことです。国内の民主活動家の存在が憎くて仕方のない中国は,昨年の劉暁波氏のノーベル平和賞に対抗,批判する形で,突如として唐突にこの賞を設定しました(笑)。この賞の実行委員会は中国文化省の外郭団体で,中国当局が裏で深く関与しているといわれております。
昨年は台湾の連戦元副総裁がこの賞の受賞者に選ばれましたが,戸惑った連戦氏は受賞を拒絶し,当然授賞式に現れもせず,同氏とは全く何の関係もない女児が受賞トロフィーを受け取り,大いに失笑を買いました(爆笑)。ロシアのプーチン首相は今年の受賞候補者の1人として名前が挙がっているようですが,一体全体この人物が平和というものに対してどんな貢献をしたというのでしょうか(笑)。さっきから笑いっぱなしです(笑)。さらには,当のプーチン首相の報道官は,「どんな賞なのかよく分からないので,時間をかけて調べたいと思う」とコメントしております(爆笑)。
それにしてもこの賞の名には,「孔子」という冠が付けられております。でもこの中国という国は,文化大革命中の1973年から1976年までの間,「批林批孔運動」なるものを強烈に展開し,そもそも孔子は極悪非道の人間とされ,その教えは封建的であり,林彪はこれを復活させようとしたとして徹底的に批判したんじゃありませんこと?(笑)。それがなぜ今頃になって孔子様,孔子様なのでしょう。中国共産党が孔子の説く「仁」に基づいた善政を施していると心から思っている人は世界中にたった一人でもいるでしょうか。また,国内の人々にしても,孔子の説く儒教思想,規範を生活に取り入れて実践している人は一体どれほどいるのでしょうか。とても民度が高いとは思えません。
さて,この「第2回孔子平和賞」・・・,これは私の予想ですが,候補者として名前の挙がっている人の中で,少なくともドイツのメルケル首相と,マイクロソフト創業者のビル・ゲイツさんだけは,仮にこの賞を授与すると言われても必ず辞退されると思っております(笑)。
ホントにもう,今年ほどファンの期待を裏切り続ける読売巨人軍は知りません。ここ10年間で最低ではないでしょうか。この期に及んで最下位の横浜ベイスターズに3連戦負け越しですか(笑)。そして2番手争いをしている中日ドラゴンズにも負け越しですか・・・。打てないし,守れないし。
やはりプロの世界ですから,非情かもしれませんが来期の戦力構想は大なたを振るう必要があるでしょう。経験がものをいう側面はありますが,年齢からくる体力の低下も否めません。今まで主力だった選手も安閑とはしていられないでしょう。栄光の巨人軍は強くなければならないのです!そして私が不安に思っているのは,ジャイアンツのスカウトの眼です。一体全体,彼らはスカウトとして確かな眼を備えているのでしょうか。ライアル,フィールズ,ロメロ,トーレス,アルバラデホなどなど・・・,彼らの打率は1割台だし,防御率もすごいことになっております。はるばる海外から選手を連れてくるのなら,即戦力を連れてこなくっちゃだめでしょ(爆笑)。来期は選手の入れ替えだけでなく,スカウトの入れ替えもしなければならないでしょうね。スカウトといえどもプロなのですから,責任が伴うはずです。
わが栄光の読売巨人軍とはいえ,さすがに,さすがに今期は諦めました。くどいようですが,今期は失望の連続でした。
話は変わりますが,その一方で,産経新聞の「談話室 10代の声」の欄に投書してくれている若人達は何と素晴らしいのでしょう。大いに将来に期待がもてます。19日(祝)の朝刊のその欄には,京都市に住む16歳の男子高校生からの投書がありました。これが何とも素晴らしい。その一部を引用しますと・・・
「菅直人氏から野田佳彦氏に首相が交代しても、顔が変わっただけで政権の本質は同じなのに、内閣支持率は上がっているという。そんな国民の見識のなさが情けなく、腹立たしい。政治が悪いのは無関心な大人たちの責任だと、選挙権のない僕は訴え続けたい。」
この高校生は,見事に民主党という唾棄すべき政党の本質を見抜いておりますし,現在の政治の体たらくは究極的には有権者の責任であると達観しております。素晴らしい。敢えてこの論に付け加えるとしたら,有権者も政治家(屋)も戦後教育のなれの果てであるということです。逆に言えば,人格形成の基盤となる家庭のあり方と教育の立て直しこそ,国家百年の大計であり,これが日本の生きる道です。それにしても,国を憂えてこういう投書をする若人がいることを思うと,大いに期待がもてます。
娘のあかねちゃんは,父親である私のことをどのように思っているのかは知りませんが,まあまあ仲の良い方だと思います。食べ物の好みも人物評価も似ていますし,世間的に見れば右翼と思われそうな私の歴史認識,国家観,それに民主党政権に対する悪評価など,娘のあかねちゃんは私に賛意を表してくれています(笑)。相づちを打ってくれますし,時には「そうだ!」と合いの手まで入れてくれます。本当に大変よい子に育ってくれました(爆笑)。
でも,AKB48の評価をめぐっては,正反対の評価であり,父と娘の間で緊張が走ることが少なからずあります。私自身は,AKB48などの存在に良い印象は持っておりませんし,全く興味がありません。もっとも,この年齢で興味があったりすればキモイですよね(笑)。それにしても,「総選挙」というやつも,結局はCDなどの販売促進活動でしょうね。総合プロデューサーの秋元康という人などは笑いが止まらないでしょう。それに「握手会」ですか・・・。この愛すべき日本の歴史と伝統を守り,次代をになうべき若い世代が,CD等を購入することによって投票権獲得に血道を上げたり,刹那的に握手を求めたり,殺到して写メールをとったりしている図を見ると,初老のおじさんとしては不安だし,不快なのです。
でも,娘のあかねちゃんはAKB48のことが大変好きなようです。この点では,父親と気まずい雰囲気になったとしてもAKB48を擁護します。先日なんか,あるラジオ番組でナインティナインの岡村さんが,AKB48の「総選挙」のことなどを批判するコメントをしたことが話題になり,それまであかねちゃんは岡村さんを評価していたのに,その一件で途端に彼を嫌いになってしまったようです(笑)。その場で私が感じ取ったのは,娘のあかねちゃんは,岡村さんを強く批判することによって,父親である私を批判しているのだと・・・(笑)。指桑罵槐(桑を指して槐【エンジュ】を罵る)というやつなのです(爆笑)。
このように,ことAKB48をめぐっては,父と娘との間には,越えられない深い溝があるのです(笑)。それにしても,「総選挙」といえば,あんな反日左翼の民主党を一日も早く下野させるために,本当の総選挙を実施してもらいたいものです。
少し長くかかりましたが,ようやく「日本霊異記」を完読しました。日本の古典文学に接するには,私自身は小学館から出ている日本古典文学全集のシリーズがお気に入りです。まず真ん中にある原文を読み,個々の言葉の意味については上欄の注を読み,最後に下欄の現代語訳を読むという順序です。このシリーズは割と読みやすいと思います。
前にもこのブログでお話ししましたが,最近は特に年齢のせいなのか,日本の古典文学に対する興味が強くなってきました。古代や平安時代,鎌倉時代,近世の日本人の精神的営為,思想や風俗に思いをはせる訳です。結局それは日本人とは何かということについての興味でしょう。それに柳田國男の民俗学や,博覧強記でならした南方熊楠の世界にも興味があります。このたびの東日本大震災に対する被災者やその他の人々の冷静で,受容的で,力強い対応を見ていても,日本人とは何かということに思いを致すのです。
さて,昨夜はナゴヤドームで我が栄光の読売巨人軍のゲームを観てきました。非常に残念ながら2-3の敗戦でした。前日のゲームでは勝利しておりましたので,気分的には楽でしたが,負けは悔しいものです。どうも背番号6の坂本という選手は,ムラがあってだめですね(笑)。そしてやはり,ゲーム観戦後の打ち上げでは,罰ゲームのルールに従い,中日ファンの同業者の方々からプレゼントされた訳の分からない青色の帽子(正面に白地で中日ドラゴンズのマークの入ったカウボーイハットのようなもの)をかぶりながら,いつもの台湾ラーメンを食べる羽目になりました。他の客からは奇異な目で見られ,それなりに屈辱的です(笑)。
スポーツついでに言いますと,いま,中国の済南という所では女子サッカーのロンドンオリンピック最終予選が行われておりますが,中国という国は相変わらずアンフェアです。今回は日本,タイ,オーストラリア,韓国,北朝鮮,中国の6か国が出場し,各国とも5試合を消化するのですが,中国以外の国は,少なくとも3試合はまだ太陽の沈んでいない高気温で暑い時間帯での試合日程を組まれておりますが,中国だけは全てナイトゲームです(笑)。この事実は産経新聞があばいておりました(笑)。こういったゲーム時間帯の差は,選手の体力の消耗度,疲労度からすれば歴然としているでしょう。仮に日本が開催地であったとして,日本人のメンタリティーからすれば,決してそんなアンフェアなことはしないでしょう。そういうことは恥ずかしいことだと思うからです。
最後は,また日本人論に戻ってしまいました。でも今日も,割と短い文章におさめました(笑)。
サッカー男子日本代表の対ウズベキスタン戦は1-1の引き分けでしたが,アウェーでもあり,また確かにウズベキスタンの戦い方には瞠目すべき面もありましたから,これはこれで貴重な勝ち点1になるのではないでしょうか。
一昨日は大阪に出張に行ってまいりました。仕事を終えた後はあまり長居はせずに,冷凍のたこ焼きと冷凍の神戸牛の肉まん(牛ですから豚まんではありません)を買ってからすぐに名古屋に帰ってきました。サッカー日本女子代表の対オーストラリア戦も気になったからです。1-0のスコアでしたが,世界ランク9位の強豪に勝って何よりでした。大変良くできました。前半はFWの永里選手だけで決定機が2度ほどあったのですが決められなかったのは残念。決定力がより高まれば,このなでしこジャパンはもっとすごいことになるでしょうね。
それにしても,MFの宮間あやという選手は素晴らしいですね。冷静だし,プレッシャーに負けない不動の心がありそうだし,何よりキックが正確です。宮間選手がお父さんだったらいいだろうなぁ,と思います(笑)。多少ふてぶてしげな表情で,「いろいろあるだろうけど,まあ,しっかりやれな。」と励ましてくれそうで・・・。
またまたそれにしても,あの中国の済南のサッカー場の芝は長すぎないか?日本女子は先のW杯では「まるでバルセロナのようだ。」と地元紙に絶賛されていたように,ワンタッチ,ツータッチで細かくパスをつなぐサッカーですが,あんなに芝が伸びていたらボールがあまり転がらず,そのパスサッカーの良さが減殺されてしまいます。何かしらイヤな気がします。でもまあ,次の対北朝鮮戦でも勝利して,ロンドンオリンピック出場を圧倒的な勝ち点で確定して欲しいです。
・・・そうそう,北朝鮮で思い出しましたが,あの菅直人という人間は,退任直前にコソコソと朝鮮学校授業料無償化の審査手続を再開するように文科省に指示したようですね。本当に姑息で卑怯な人間です。菅という人間の資金管理団体(草思会)が2007年から2009年にかけて,北朝鮮による拉致実行犯の息子が所属する団体と深い関連のある団体(政権交代をめざす市民の会)に6250万円もの多額の献金をしていたことが新聞報道されております。この菅という人間はどこまでもいかがわしいし,何よりも卑怯で姑息です。えっ?もう一度言ってみろって?何度でも言ってやります。卑怯で姑息です。というのも,退任直前に陰でコソコソとこのような指示をし,仮に無償化が決定されてもそれは新内閣が批判を浴びるだけだという算段です。どうしようもありません。
今日は,何とか文章が短くなりました(笑)。
今朝,通勤途上で,木にとまって鳴きもせずにじっとしている蝉を2匹見ました。別々の木に1匹ずつです。私が近づいても微動だにしません。音も全くしません。おそらくいまわの時を迎えているのでしょう。何か胸に迫って来るものがありました。
昨日もこのブログに書いたのですが,日本霊異記を読み進めているところです。大変興味深く,面白いのです。ただ,昨夜読んだ中巻のある話では,万(よろず)の子という名の美女が,ある夜に鬼に食べられてしまい,その場にはその美女の頭と指1本が残されていたという恐い話でありました。この仏教説話集は因果の決まりを説いており,この日本霊異記の他の話では大体は因となる行いが予め明らかにされ,その因の結果として悪報に遭遇するということになっているのですが,この美女が鬼に食べられた話は,その美女が前世あるいは現世でどんな悪いことをしたのか全く触れられておりません。いきなり食べられてしまうのです。・・・少し恐いです(笑)。
わが読売巨人軍はいよいよ貯金2となり,首位のスワローズに3・5ゲーム差まで迫って来ました。期待が持てます。私は,ジャイアンツの中で長野選手には割と好感を持っております。現在,セ・リーグでは数少ない3割打者で実績も残しておりますし,さわやかな感じがします。先日は相手チーム投手の危険球で左ほお骨にヒビが入るケガを負いながら,後日謝罪したその投手に対しては逆に励ますような言葉を送っておりますし,また長野選手は2塁打を打った時に,肘当てなどの用具を預かりに来るグランドボーイ(少年)に対し,丁寧に言葉をかけます。「頼むね」,「ありがとう」などと言っているのでしょうか。ひょっとしたら武士道精神があるのかもしれません。これからますますブレイクして欲しい選手です。
さて,民主党政権はこれから新体制になるようですが,民主党である限りはダメだと断言できます。取り敢えずは輿石東という人が要職である幹事長に決まったようですが,あの反日左翼の日教組のドンであり,しかも「党内融和に全力をあげる」と言っているようですが,幹事長が党内融和そのものに全力を挙げなければならない分裂的な政党って・・・。それに,これは言ってはいけないことなのかもしれませんが,輿石東という人の顔は,電波に乗ってはいけないそれです。あの顔を見て,皆さん元気になれますか?(爆笑)
先日の産経新聞の記事に,大正9年に日本がシベリアのポーランド孤児765名を救出し,手厚く看護,もてなしをして無事にポーランド本国に送り返してあげた実話が載っておりました。実はこの話は,私自身も以前から知ってはおりましたが,この記事を読んで改めて感動しました。
ポーランドという国は私が好きなショパンを生んだ国ですが,列強によるポーランド分割により,第一次世界大戦の当時も国を失っておりました。ポーランドの若者は国を取り戻そうと独立運動を進めます。当然のことです。しかし,彼らの多くは極寒の地,シベリアに流刑されてきました。第一次世界大戦終結後は,ドイツは敗れ,オーストリアの国力は衰退し,ロシアも革命が起こって状況が一変したため,シベリアに流刑のポーランド人は歓喜に湧きましたが,新しく出現したソ連から弾圧を受け,ポーランド人は凍てつく原野で難民と化し,多くの孤児が出ました。
この時,ポーランド人有志は必死で諸外国に救出活動の助けを求めましたが,日本はすぐに救出を決断し,日本赤十字社,シベリア出兵中の帝国陸軍が一生懸命,ポーランド孤児を救出しました。その数は765名です。日本は,東京と大阪の2か所で平均年齢5歳のポーランドの孤児を受け入れます。飢餓や凍傷で満身創痍の孤児達を必死で看護し,もてなしました。その結果,当時の日本人はこのいたいけなポーランド人孤児の一人も死なせることなく,故国に送ってあげたのです。
この時,多くの日本人の児童は,自分がもっていた人形やおもちゃ,お菓子などを避難所に届けたそうです。本当に優しい子たちです。彼らだって当時,それほど裕福ではなかったはずです。共感力が強かったのでしょう。そして,このポーランドの子たちは,元気になっていよいよポーランドに出発する段になって,日本人看護婦さんの胸にしがみつき,日本人たちとの別れを必死に泣いて嫌がったそうです。
また,これはその日の産経新聞の記事で初めて知ったことですが,当時21歳の看護婦であった松沢フミが担当したポーランドの幼女は凍傷の上に腸チフスを発症していて,もはや手遅れだと思われていました。松沢看護婦はその子が不憫でたまらず,毎晩その幼女のベッドで添い寝してあげました。彼女としては,その幼女が死を待つしかないのであれば,せめて自分の胸で死なせてやりたいと思ったからです。ところが幸いにして,その幼女は奇跡的に一命をとりとめ,それを見届けた松沢看護婦が倒れ,亡くなってしまいました。松沢看護婦自身が腸チフスに感染していたのです。結局,日本はこの765名のポーランド孤児を一人も死なせることなく本国に送ってあげ,亡くなったのは松沢看護婦一人だけでした。
平成21年の秋に,私は家族とともに皇居前広場に行き,今上天皇即位20周年記念の式典などを拝見しました。その時,外国の来賓のスピーチとしてすごく早い段階で登場されたのが(一番最初だったかもしれません),ポーランドからの来賓の方(女性)だったのです。ポーランドは,台湾やトルコ,バルト三国,フィンランドなどと共に特に親日的な国ですが,ポーランドと日本の結びつきの強さは,この大正期の孤児救出も重要なきっかけとなっているのでしょう。阪神淡路大震災の時も,そしてこのたびの東日本大震災の時も,ポーランドから惜しみない援助が送られたのも,こういうことからでしょう。トルコとの絆で言えば,やはりエルトゥールル号事件は大きかったと思います。
いずれにしても,昔の日本人は本当に優しかったのであります。そのメンタリティーは,基本的には今も受け継がれていると思いますがね。