娘のあかねちゃんは,クラスメートから「どん子」と呼ばれている。そういうあだ名である。なぜそういうあだ名になったのか。それには長い歴史がある。
あかねちゃんが1,2歳のころ,あんまり可愛かったものだから,父親として何か愛称を考えていた。その結果,一番最初に思いついたのは「怪獣アカネゴン」。思い起こせば,「どん子」なるあだ名の源流はここにある。その後,「怪獣アカゴン」,「珍獣アカゴン」などを経て,よりシンプルに「アカゴン」に落ち着いたのだ。それ以降は,ほんのごく一時期,ゴンチャロフのチョコレートが美味かったから「アカゴンチャロフ」と言ってみたり,「あかぽんこちゃん」と言ってみたりしたこともあったが,あかねちゃんが小学校低学年のころは,「アカゴン」というのが定番のあだ名になっていた。
ところが,幼稚園以来の父兄仲間の一人であるRMさんという女性が,本来は「アカゴン」であるべきはずなのに,あろうことか「あかどん」と勘違いしてずっと使っていた。その女性の娘のひとりであるYちゃんは,あかねちゃんと同じ小学校でとても仲良しだったので,いつのまにか,あかねちゃんのあだ名が「あかどん」,「どんちゃん」,「どん子」というふうに思わぬ歴史的変遷を遂げてしまったのである。
父親としては内心,この「どん子」というあだ名はあまり好きではない。あかねという優しい名前なのに,それとは似てもに似つかない響きであるし,女の子の名としては若干野蛮で品性を欠く・・・(笑)。実は中学校に上がった時,あかねちゃんとしてはこのあだ名から脱皮する絶好のチャンスがあったのだ。「あかね」とかせいぜい「アカゴン」とかに戻すチャンスが。しかしながら,中学校に進学した当初,自己紹介の項目にあだ名というのがあり,あかねちゃんは,「どん子」,「どんちゃん」と呼ばれていたことを正直に発表してしまったために,現在も「どん子」というあだ名のままなのである(笑)。
種田山頭火があかねちゃんと同じくらいの年齢の時には,「おこぜ」というあだ名で呼ばれていたらしい。それに比べればまだマシだが(笑)。種田山頭火がちょうど僕と同じ年齢のころには,近所の子供たちから「ざんきの小父さん」というあだ名を付けられていたそうだ。山頭火は酔いが覚めるといつも口癖のように「慚愧(ざんき)にたえん」と言っていたからだそうだ。僕もあまり飲み過ぎると,それに近いあだ名をつけられかねない。
最近では,地デジ対応のテレビに切り替えることを呼びかける場面が多い。画面の上下が黒っぽくなり,「これは地デジ対応ではありません」みたいなメッセージが出るのである。どうやら来年の7月がタイムリミットのようだから,それまでには我が家のテレビもそうしないと。暮らし向きが良くないと,テレビも買えない・・・。
枝豆を食べながらテレビを見てたら,たまたま「ハンチョウ~神南署安積班~」というテレビドラマがやっていた。TBSという局は好きではないのだが,家族も見ているので僕もつられて見ていた。そうしたらテレビの中で奇妙な光景に出会った。警察車両にいずれも刑事役の賀集利樹と塚地武雅(ドランクドラゴン)とが乗っていた。運転席に賀集,助手席に塚地という設定で,車両外部から運転席方向を写したシーンだった。普通だったら,そして通常の遠近法,遠近感覚だったら手前にいる賀集の方が大きく映るはずだのに,全く逆で,塚地の顔の方が圧倒的に大きく,しかも顔の大きさが約1.5倍の水準に達していた。遠近感覚からはほど遠い奇妙な光景であった。
そういえば,僕がかつて大所帯の法律事務所に在籍していた時,同僚の弁護士にN先生という人がいて,この人が途方もなく塚地武雅に似ていた(笑)。その事務所では数ある弁護士の中でこの僕を超える文才の者がいなかったので,対外的に発行する事務所報の原稿などを書くことが多かった。ある原稿を割り当てられた時,僕は全然悪意なく,N先生はドランクドラゴンの塚地に似ていると書いたことがある。原稿段階でそれを読んだN先生は,「それはやめて欲しい。」と僕に申し入れをしてきた。僕が「どうして?」と尋ねると,N先生は少しテレながら「それは人権問題だから。」と,全く説得力のないことを言った(笑)。ただN先生は塚地に似ていると言われるのが本当に嫌そうだったので,「じゃ,誰ならいい?」ともうし向けると,「大仁田厚だったら,まだいいですけど。」と述べた。彼は従前から元プロレスラーの大仁田厚に似ているともささやかれており,本人の耳にも入っていた。以上のような経緯で,その原稿は最終的にはN先生は大仁田厚に似ているとの表現で落ち着いた(笑)。昨日のことのように想い出す。
さあ,読売巨人軍,阪神に3連勝して勢いに乗っている。極度に弱かったのはやはり復古調ユニフォームのせいだったか(笑)。ジャイアンツ,対中日戦は死ぬ気でガンバレ!
少しばかり仕事がたまってしまい,きのうの日曜日も事務所で仕事となってしまった。自宅から歩いて事務所に向かう途中,春には見事な花を咲かせる,ある小学校の桜の木のそばを通りかかった。僕は木の前で立ち止まり,蝉はどうしているかその姿を探した。
よーく見ると,蝉が何本かの木に止まっていたが,それらの蝉はもう鳴いておらず,じっとして動かないか,少し動いても今にも木から落ちそうで,全く力のない動きをしていた。この世に生を受け,地中で長時間を過ごし,最後の数週間で思い残すことはないほど力一杯鳴き,その最期を迎えようとしているのであろう。何かしら厳粛な雰囲気がそれらの蝉を支配しており,蝉からは「今日という日はもう二度と還ってはこない。悔いのないように過ごせ。」とでも言われているような気がした。晩夏である。田舎の高原では赤とんぼが飛び交っているのだろうか。
先日テレビを見ていたら,軽井沢かどこかで,鳩山由紀夫,小沢一郎,輿石東,山岡賢次などといった面々が集まって乾杯し,何やら気勢を上げていた。9月の民主党代表選で小沢一郎という人の出馬が取りざたされており,茶坊主のような顔の山岡という人が小沢という人の出馬に向けて積極的に動いているらしい。あれほどまでに首相としての資質・能力の無さを満天下にさらした鳩山という人らとの連携も目指しているようだ。小沢氏が代表になったら,彼が首相になるということなんですか?国民が本当にそれを望んでいると思っているのだろうか。彼が鳩山氏と同時に引責的に代表を辞任した時と現在とで,状況的に何が変わったというのだろうか。一方,菅直人という首相は,これはこれで本来の仕事そっちのけで代表選ばかりを心配している。この人は首相に就任以来,この国のために一体全体どんな仕事をしたというのだろうか。百害あって一利なしの「談話」を出したことだけが記憶に残っている。
こういう人たちは,党内の権力闘争のみに血道を上げ,国家や国民の現在及び将来のことは何も考えていない。国家観も将来のビジョンも全くない。民主党など唾棄すべき存在ではなかろうか。こういった政治状況は,晩夏というか,政治の閉塞というか,日本沈没というか,何とも言いようのない段階に来ている。最終的には,日本の良き伝統,文化を堅持すべく,国民一人一人がよく勉強をして,よく考えて,本当の意味での選良を生み出すしかない。
昨日の日曜日は,疲れ果てて一日中寝たきりになっていた。自業自得なのかもしれないが,この夏の真っ盛りに1泊2プレイのゴルフ旅行に出かけたのである。行き先は岐阜の荘川高原である。そりゃ,名古屋よりは気温は低いとはいっても,真夏は真夏である。2日連続のラウンドは初老の身には大変こたえる。昔なんか,3日連続だって平気だったのに・・・。
スコアの方は不満足な水準ではあったが,それなりに安定していた。ひところの絶不調の状態に比べれば良くなりつつある。ドライバーに復調傾向があり,あとはアイアンショットの際の力みに注意しなければならない・・・毎度のことだけど(笑)。
荘川高原の夜はもちろん一杯やった。野菜もたくさん食べたが,肉も食べた。肉と言えば,食した順に言うと,熊,猪,牛,兎となる。貴重な食の体験であった。(いのちを)いただきました。合掌。
さて,父親が遊びほうけている最中に,我が家では可愛い娘のあかねちゃんが,かわいそうに部活でケガをしてしまった。彼女は部活でソフトボールをやっており,金曜日はその試合だった。あかねちゃんは見事に3塁打を放ち,3塁の走者だった。次の打者が投手の方向へ高いバウンドのゴロを打った。あかねちゃんとしては,そのゴロは投手の上を越えていくだろうと判断し,果敢に本塁を狙った。ところが投手がジャンプしてそのゴロを捕球し,本塁に投げたため,あかねちゃんは3塁と本塁の間にはさまれ3塁に帰塁しようとして頭から滑り込んだのだ。父親似で無茶なところがある(笑)。あかねちゃんは頭から滑り込んだ際に,3塁カバーに入った相手選手の膝に自分の右顔面をぶつけてしまったのである。
かわいそうに・・・。あかねちゃんはすぐに病院へ行き,眼科で精密検査を受けた。幸い眼には異常はなかったが,右目の回りが四谷怪談のお岩さんのように腫れ上がってしまったのである。僕は土曜日の夕方にゴルフから帰った際に,一部始終を聞かされ,お岩さんことあかねちゃんの顔を見たのである。かわいそうに・・・。
でも,こういうケガは日にち薬である。「もとの可愛い顔にだんだん戻っていくんだから,毎日楽しみでしょう?」などと言って励ましている。
うちのカミさんは,テレビドラマ好きであるが,とりわけサスペンスものが大好きである。「サスペンス見るのが生き甲斐」などと言っては,僕や娘のあかねちゃんを困惑させている。日本テレビ系列の火曜サスペンス劇場の放送が打ち切りとなった時などは,心身共に相当に落ち込んでいた。でもうちのカミさんは,今でもテレビドラマ,とりわけサスペンスものは,アイロンをかけたりしながらよく見ている。
ドラマなどを見ているカミさんは,とても表情豊かである。例えば,ヒロインなどが意地悪な登場人物から極めて理不尽な仕打ちを受けているシーンなどでは,すごくシリアスな,時には鬼気迫る表情を見せる。その意地悪な登場人物に対して露骨な憎悪の念を示す表情と,ヒロインに対する心からの同情。また,ヒロインが慰められたり,元気を出すように励まされたりしているようなシーンでは,うちのカミさんもヒロインのうなづきに合わせて自分もうなづく。別にうなづいてくれと頼まれてもいないのに(笑)。あれっ?何か静かだなと気づいた時には,静かにもらい泣きをなさっている(笑)。
このように,ドラマ(特にサスペンスもの)を見ているカミさんは,夏の天気のようにドラマの場面,場面に応じて的確にその表情を変えていく。実は僕は,ドラマそのものよりもカミさんの無警戒かつ豊かな表情の変化の方を面白いと感じることがある。
僕が二階で寝転がって読書をし,カミさんが一階の居間でテレビを見ている時,居間の方からカミさんの笑い声が聞こえた。あれ?娘のあかねちゃんが外出先から帰って来たのかなと思って確認してみると,カミさん以外誰もいない。彼女はテレビを見ながら一人で笑っていたのである。カミさんがテレビを見ながら一人で笑うのは日常茶飯の事である。情操豊かな人なのだ。微笑ましいとさえ思っている。彼女は干支がねずみであるように,マメに家事にいそしんでいるのだから,サスペンスなどを見てストレスを発散することはとても良いことなのではないかと思う。
ドイツの哲学者フィヒテは,「ドイツ国民に告ぐ」という標題の講演を行ったが,僕は日本国民に告ぐ。何を告ぐのかって?もちろん日傘のことである。
みんな,何で日傘を差さないの?このブログでもたまに書くけど,猛暑,炎暑,炎天の今の季節,日傘ほどありがたいものはないと思う。つくづくそう思う。直射日光,有害な紫外線から大切な頭を保護することができるし,何しろ炎天下で歩いていても日傘があればそんなに暑くないし,暑さ・まぶしさ・辛さからくる夏特有の顔(表情)のゆがみも起こらない。比較的涼しい顔で歩くことができるのだ。
英語では主に雨傘のことをアンブレラ,主に日傘のことをパラソルと呼んで区別するけど,どうやらアンブレラもパラソルも語源上は日傘のことらしい。男が日傘なんて・・・と思うかもしれない。確かに僕も使い始めのころは,人目を気にしていた。すれ違う人はきっと「変なやつだ」と思っているんじゃないかと・・・。しかし,しかしだ。こう暑くっちゃあ,こうも日差しがきつかっちゃあ,さすがの僕も腹が決まる。誰がなんと言おうと日傘である。しかも,日傘なるものはできるだけ通行人の邪魔にならないように,小ぶりにできているし(たださすがに,人混みの中は迷惑だろうから避けた方がいい)。
男性用の日傘の普及を目的にした社団法人でもできたら,理事の一人に就任して粉骨砕身,その普及に心血を注いでもいいくらいだ(笑)。それくらい重宝している。あえて日本国民に告ぐ!みんな,もっと日傘を差そうじゃないか!特に男っ!(笑)
夏だから暑いのは当然なのかもしれないが,暑すぎる。老体にとっては辛い面がある。この気温と湿度だと,本来ならば相当に汗をかかなければならないのだろうが,事務所でも,寝る時もどうしてもエアコンをかけているので,不自然に発汗が抑制されている。こういうのは,自律神経の乱れの原因になるし,汗腺が不活発になり代謝が悪くなるそうである。
それを何とかするために,僕としてはお得意の半身浴をしようと思うのだが,どうしても冷たいビールを夜飲んでしまうので,これもできない(僕は飲酒した日は半身浴は差し控えている)。1週間のうち3日程度は晩酌を控えて,半身浴をしなければ・・・。半身浴でかく汗の量は半端ではなく,爽快で,いかにも代謝が良くなる感じがするから。
あとは,夏を何とか乗り切るには,食事である。いろいろあるが,夏は夏で鍋もいい。前にもこのブログで書いたかもしれないが,我が家で割と評判がいいのが,料理研究家の枝元なほみさんのレシピによる「エスニックなべ」である。袋入りのインスタントラーメンのうち塩ラーメンを2つ使う。粉末スープ2袋を約1300ccのお湯で溶いて沸騰させ(レシピ上は1000ccとなっているが,最後に麺を入れて食べるときにスープ不足となる傾向があるので,我が家では約300~400cc余分に入れることにしている),豚肉,エビを入れて煮る。その後に,白菜(夏場は品薄かも),エリンギ,もやし,にんじんなどの野菜を入れ,レモン汁とナンプラー(魚醤)を振りかける。さらに僕は,家族の反対を振り切って唐辛子を振りかける(以前,唐辛子を入れすぎて家族の顰蹙を買い,その事実を厳粛に受け止め謝罪したことがある)。各自取り皿にスープを適量入れ,具をどんどん食べていく(元気をつけなければならない僕は,取り皿にさらにおろしニンニクも入れる。最近では娘のあかねちゃんもこれをやり,元気を倍増させている【笑】。おかげさまで成績も右肩上がりである)。最後に,だしのよく出たスープを再度煮たたせて,シメに麺を入れて食べるのである。美味しい。特にナンプラー(魚醤)という調味料は何か魅力的である。
あとは,夏場を乗り切るには男性用日傘である。これはいい。僕以外にこれを使用している人は余り見かけないのであるが,なぜなのだろうか。女々しいという印象があるからだろうか。でも今朝,珍しく男性用日傘を差して歩いている男性を見かけた(恐らく男性だと思う【笑】)。これは人目を気にすることなく,敢然と使用していきたい。夏を乗り切らねばならないからだ。
梅雨の終わりがけは特に降雨量が多いと言われているが,今年はまたよく降る。九州地方,中国地方では土砂災害や冠水などの被害が相次いでいるという。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。先日テレビを見ていたら,山口県防府市の水害の模様が放送されていた。そこでふと思い出した。実は昨年の同じ時期にも防府市で集中豪雨による悲惨な事故があり,このブログでも取り上げたことを思い出したのである。防府市は漂泊の俳人種田山頭火の生まれ故郷でもあり,そのブログでは山頭火の句(「雨ふるふるさとは はだしであるく」)を取り上げた。
そうなのか,もうあれから1年も経ったのか・・・。この話題でブログを書いたのがついこの前だったような感覚だったのに。ほんとうに月日が経つのは早い。実感である。
それにしても,わが栄光の巨人軍。選挙のドサクサに紛れて4連敗してしまった。ゴンザレス投手が去年とは打って変わっちゃったし,内海投手も安定感に欠ける。打線は何とかなると思うが,何しろ投手力が去年より低下しているのではないか。先日の甲子園球場での阪神戦も,テレビのスイッチを付けたら途中2-4でリードされていた。あァ,5連敗かよと思っていたら,何とか7-6で逆転勝利。ほっとしたよ。決勝点は長野の3ランであった。長野という選手は,割りと好きな選手である。原監督や僕に似て男前もいいし(笑),やってくれそうな雰囲気がある。ただひとつ気になるのは,バッターボックス内でスタンスをとる位置が,少しホームベースから離れすぎているのではないかということである。外角いっぱいの厳しいコースをつかれたらカットするのが精一杯なのではないか。まァ,これも同選手のやりやすいスタイルなんだから,実績さえ上げればいい訳だけれど。
思いつくままに,今度は床屋さんの耳そうじ後の「ポン,ポン」ってやつについて述べる。先日床屋さんに行った時も,耳そうじの後に耳の穴にフタをして,指で「ポン,ポン」としてくれた。昔からこれにはどういう意味があるのだろうと疑問に思っていた。この動作の意味論について深く考察し,解明のためにもがき苦しみ,明け方まで眠れなかった夜もあった(爆笑)。先日,意を決して床屋さんに尋ねてみた。そうしたら,自分にも分からない,同業者のみんなも昔からやっているからということだった。そうかァー,別に意味があった訳ではないんだ。慣例だったんだー,何かほのぼのしてきた。
僕がかつて大所帯の法律事務所で勤務していた頃は,同僚の弁護士と連れだってよくランチに行ったものだが,独立した現在は,「ぜんまいざむらい」の弁当箱に入った弁当を食べる時以外は,一人でランチすることが圧倒的に多い。確かに,最初の頃は一人で食べるのは何かしら苦手な面もあったが,最近では慣れてしまった。日によってはむしろ気楽でいいとさえ思う。
でもね,週刊誌で読んだんだけどね,信じられない現象が起こっているんだって。「便所飯」という現象が若者の間に広がっているんだって。学生食堂や社員食堂で一人でさびしく食べている姿を同級生や同僚に見られたくないばっかりに,トイレで昼食を済ますんだと。どうやら,そういう行動をとる人は,一人で食べているような人は友達がいない=最低な人間だと思いこみ,そんな評価を受けるんだったらいっそのことトイレで食べた方がマシだという発想をするらしい。
・・・・・信じられない。人の目を気にしすぎだ。もっと武士ならば武士らしく堂々とせよ(笑)。僕なんかは,何やらトイレ独特のにおいや不衛生な雰囲気の中で食事するのと,一人で食べているところを見られるのとどちらがいいかというと,全く選択の余地がない。一人で食って何が悪い!トイレでメシ食うくらいなら,いっそのことコーヒーか牛乳を飲んで一食抜く方がマシである。
ランチついでにもう一つゴーマンかます。先日いつものように一人ランチのために行きつけのそば屋に行った。お一人様用に丸く細長い10人くらいが座れるテーブル席がある。大好きな海老おろしそばを食べていると,向かい側に僕と同じか少し上の年齢と思われる会社員風の男の人が座った。その人は,その店に置いてあったマンガを読み始め,注文の品が来てもマンガを手放さず,終始食べながらマンガを読んでいた,あるいはマンガを読みながら食べていた。箸で食べ物を口に入れながら,目はマンガの方へ・・・。とても見苦しかった。分別盛りのいい大人があんな食べ方をするものではない。こういう人は自分がそんな振る舞いをしているのだから,家庭内でも自分の子にロクな躾ができていないだろう。余計なお世話だって?・・・余計ではないっ(笑)。
最近,ちょこっとブログの更新率が低くなっている。弁護士のブログの割りにはまめに更新している方だとは思うけど,それでも今までよりはサボることが多い。仕事が本当に忙しいのである。目が回るくらいである。めまいが起こったらイヤだな。今の僕の業務量の多さからすれば,うちの事務所に若い弁護士さんを迎え入れても良さそうなのであるが,いざ迎えるとなると経営のことや相性のこともあって二の足を踏んでしまう。いまどきは,やみくもに司法試験合格者を増やしており1年間で2000名を超えている。そんな訳で,司法修習生を経てせっかく弁護士になったのに就職できないという人も増えている。僕の事務所でも是非採用して欲しいという圧力はかかっているのだけれど・・・。
近況といえば,僕が最後に人間ドックを受けてから2年が経とうとしている。これまでは年に1回は受けていたのだが,ここのところ足が遠のいている。人間ドックを受けるのが少し恐ろしくもあるのである。腹部エコー検査の時にこそばゆくて笑い出した前科が何度もあったり,胃部バリウムX線検査の際の発泡剤のゲップを我慢しきれにすぐにゲップした前科が何度もあったけれど,今度もそんなことになるのではないかという心配などからではない。実は,ロータリークラブの夜のお付き合いがあったり,その他の会合でお酒を飲むことが多くて,どう考えても不摂生をしていて,検査結果や数値に直面する勇気がないのである。でも,ここ数か月は摂生に心掛けて,再び人間ドックは受けてみようとは思う。
近況といえば,年齢だからしょうがないとはいうものの,髪の毛が少なくなってきている。年相応ということならば仕方ないけど,やっぱり気にはなる。熾烈なハゲ競争(少しでもその進行を遅らせるという意味)でデッドヒートを繰り返しているライバルのY弁護士の近況はどうだろうか。引き離されてでもいたら・・・。今度逢うのが恐い(笑)。でも,仮に僕がリードを許していたとしても,彼は僕より相当若い。その意味では自己を正当化できる要素がある(笑)。