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弁護士ブログ

2022/09/20

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それはもう突然に,私より18歳も若く,前途有望な弁護士の仲間の訃報に接しました。動揺し,適切な言葉も見い出すことができませんが,今はただただ,とても無念です。

 

私も毎朝出勤したら,初めにメールチェックをするのですが,弁護士会のメーリングリストで彼が急死したことを知りました。驚きとともに愕然とし,正に晴天の霹靂です。

 

かつて彼とは何年も一緒に仕事をしていましたので,縁浅からぬ仲です。仕事面においてもさることながら,夜は一献傾けながら四方山話に花を咲かせ,娘と一緒にご自宅に招かれていただいた奥様の手料理(餃子鍋)も本当に美味しかった。弁護士には珍しく,私と同じ保守的な思想の持ち主で,歴史認識,政治の話など酒を酌み交わしながら楽しく語ったものです。

 

急病の発症から4日目に鬼籍に入られたということなので,お見舞いなどのいとまもありません。私も精神的な動揺と空虚な気持ちを抱きながら,今はただしっかりとお別れだけはしようと,お通夜と告別式に参列させていただきました。

 

安らかな表情をした御遺体,そして奥様や3人のお子様のお姿を拝見した際には涙を禁じ得ませんでした。彼は仕事の面でも優秀でしたが,何よりも人に好かれるタイプで人望があり,弁護士会においてもその他の集まりにおいても要職に推されることが多く,彼はそれらを遺漏なくこなし,司法試験に合格する以前の人生を含め,とても密度の濃い人生だったと思います。

 

本当に印象深い彼との思い出は様々ありますが,今は私の胸の中にしまっておきます。それにしても,本当に無常というものを感じます。いつもと同じような日が当たり前のように毎日やってくると思っていてはいけない,一日一日を大切に生きなければと改めて痛感します。

 

「コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ ハナニアラシノタトヘモアルゾ 『サヨナラ』ダケガ人生ダ」(井伏鱒二訳)

 

合掌

2022/09/07

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先週の土曜日,もちもちの豆大福を食べながら麻雀をしておりましたら,左下の歯の被せ物が取れてしまいました(笑)。もちもちのお餅の類とか,ガムとか,キャラメルとかは本当に油断がなりません。週明け早々に歯科の予約をし,1回の診療ですぐに直してもらいました。歯の被せ物が取れた時には,すぐに歯科に駆け込むに限ります。経験上,億劫になって時間が経ってから行きますと,成形のために歯を削られたりしますからね・・・。

 

さて,それにしても麻雀です。始めてまだ2年ほどですが,本当によくできた面白いゲームですね。感心いたします。中国共産党は,大,大,大っ嫌いですが,麻雀というゲームを作り上げた中国人は尊敬いたします。もっとも日本での麻雀は日本独自のルールに修正されているようですが。

 

そりゃ,20年も30年も麻雀をやっているようなベテランからしたら,現在の私の実力や知識は足元にも及ばないでしょうし,麻雀の奥深さや面白さに対する理解も同様でしょうが,初心者なりに徐々にその魅力,面白さを感じております。

 

将棋などは正に棋力の差が歴然とし,それが勝敗を分ける冷厳な世界ですが,麻雀の場合は「配牌7割」と言われるように,配牌やツモる牌の良し悪しが一局一局を左右することが多く,初心者でもトップに立つことができます。それも魅力です。

 

ツモる牌により微妙に,そして徐々に方針や戦術が変わってきますし,巡を追うごとに徐々にシュンツやコーツが揃っていく感じがワクワクします。始めて間がない頃は,何とか上がろうとすることに精一杯で,時には役がないのに「ロン上がり」をしようとしてチョンボになったりした辛い経験もありましたが,最近ではより点数の高い役を狙う余裕も徐々に出てきました。

 

それはそうと,私が属している「麻雀同好会」はずっと昔から,ある雀荘を例会の会場としていたのですが,先日その経営者であるママから閉店,廃業の悲しい告知がありました。麻雀もさることながら,いつもそのママが作ってくれる焼きそばもお目当てだったのですが・・・。そのママは,雀荘の経営者にしては何となく奥ゆかしく,優しい接客態度で,細身で昔は相当に美人だったのではないかと思っていましたのに,時代の流れなのかもしれませんが閉店,廃業ということのようです。本当にお名残り惜しい。

 

さて,麻雀・・・。私の趣味の一つになりつつありますが,ゲームの性質上,ボケ防止にもなるのではないでしょうか。うちのカミさんとは,「ボケたもん勝ち」などと冗談を言い合っておりますが,うちのカミさんにも麻雀を勧めてみようかしら。

2022/08/23

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先週の土曜日は,約1年ぶりにうちのカミさんと一緒にサッカー観戦をしました。豊田スタジアムでの名古屋グランパス対ジュビロ磐田戦。スコアは何とか1-0での勝利でしたが,現在のJ1での順位どおり,名古屋グランパスは昨年よりも弱くなっているのではないでしょうか。得点力が格段に低くなり,これまでの総得点数はJ1の18チーム中,下から数えて3番目です。ただ当日はちょっと疲れていたかなという感じでしたが,背番号11の相馬勇紀選手は今後も期待できそうです。私より背は小っちゃいのですが,ドリブルの切れがあります。

 

サッカーついでに言いますと,あの三浦知良(カズ)選手は55歳の現在も鈴鹿ポイントゲッターズに所属し,現役を続けておられますね。これまでJ1最年長出場記録やJFL最年長出場記録を更新中ですが,実際のところは出場機会がほとんどなく,出場した場合でもそのパフォーマンスは残念ながら極めて低調です。彼の日本サッカー界におけるこれまでの功績が素晴らしいのは言うまでもありませんが,私はかねがね思っているのです。人間引き際というものが大切ではないかと・・・。彼が選手としてベンチに入っていれば,伸び盛りの若手にとってその1枠は埋まってしまいます。貴重な経験やこれまでのサッカーに対する知見を活かすのであれば,コーチや監督として活躍する道もあるでしょう。

 

スポーツついでに言いますと,読売巨人軍の原辰徳監督の現在の状況を見る限り,もう監督としては限界なのではないかと思います。本来であれば,日本シリーズにおいて2年連続でソフトバンクと闘い,4タテに次ぐ4タテという屈辱的な結果しか得られなかった時点で(1勝もできない),潔く身を引くべきであったと思います。「全権監督」であり,そしてプロの世界なのですから,結果が出ない以上は責任を取らなければなりません。コーチの布陣をはじめ,チームとして機能していないし,選手の育成もままならず,その時調子が良さそうだというだけで日替わりでメンバーを入れ替え(その一方で贔屓の選手は重用),敗戦についてのコメントを求められれば選手のせいにする・・・。私は長嶋茂雄選手が現役の時代からの熱烈なジャイアンツファンですが,実は今日からの中日ドラゴンズとの3連戦で最下位に転落すれば原監督に引導を渡せるのではないかと,良からぬことを,そしてファンの風上にも置けないことを考えております(笑)。今のままではジャイアンツに対して愛情を持てないのです。人間引き際が大切。

 

エンターテインメントついでに言いますと,週末の日曜日には久しぶりに日テレ系列の「笑点」の大喜利を見ました。今はどうなっているのだろうと。はっきり申しまして,「人間引き際というものが大切」との言葉は,林家木久扇師匠にも当てはまると痛感しました。もちろんこの番組における彼のこれまでの功績は申し分ないのですが,もう座布団に座れず一人だけイスに腰掛け,呂律も十分ではなく,手を上げて発言する機会もほとんどない状態では,そう言わざるを得ないのです。お客さんに笑いをプレゼントしなければならないのに,痛々しさを感じさせるようではいけません。

 

時代は異なりますが,八代目桂文楽の引き際の潔さです。五代目古今亭志ん生とは互いにリスペクトし合うライバル。八代目桂文楽は細部まで緻密に作り込み,寸分もゆるがせにしない完璧主義です。彼が78歳の時の国立劇場小劇場での演目「大仏餅」が最後の高座になりました。途中で台詞を忘れて絶句した文楽は,「台詞を忘れてしまいました・・・」,「申し訳ありません。もう一度・・・」,「・・・勉強をし直してまいります。」と挨拶し,深々と頭を下げて話の途中で高座を降り,以降のスケジュールはすべてキャンセルし,二度と高座に上がることはありませんでした。潮時だと感じたのでしょう。誠に見事な引き際です。

2022/08/09

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私だけなんですかね?「歩きスマホ」をしている人を見ると無性に腹が立ってくるのは・・・。ましてや,スマホをいじりながら自転車を走らせているバカ者を目にした時には怒り心頭です。怒髪天を衝くというやつです(笑)。

 

いや,笑い事ではないでしょう。歩行者との衝突事故が実際に発生したらどうするのでしょうか。まだ極めて少数ですが,地域によっては「歩きスマホ」を禁止する条例を制定しているところがあります。ただし罰則まではありませんが,明確に「歩きスマホ」の禁止を宣言している訳です。

 

もちろん,スマホを操作しながら自転車を走らせるという暴挙に及んだ連中は,明らかに道路交通法違反であり,5万円以下の罰金に処せられることもあるのです。それに,そんな風にして人に怪我などさせた場合には重過失致傷罪に該当することもありますね。

 

はっきり申しますと,私は街中で「歩きスマホ」などをしている人たちを見るととても不愉快になり,内心で蛇蝎のように嫌っております。スマホを操作しながら歩いている人たちは,あたかも「対面歩行して来るあなた達の方で衝突を避けなさい。」とでも言っているようであり,極めて横着な料簡で,いわば他者に甘えていると思うのです。そういう横着者に限って,ぶつかりそうになると不満そうな顔で私を睨んでくるのです(苦笑)。

 

自慢するようなことではありませんが,私は「歩きスマホ」をしたことはただの一度もありません。とてもだらしがない姿ですし,見苦しいし,他者に迷惑をかけるからです。それにしても「歩きスマホ」をしている人の多いこと,多いこと・・・。呆れかえってしまいます。スマホを運転しながら自転車を走らせているバカ者を見ると,「無礼者!そこへ直れ!」と言いたくなってしまう(笑)。

 

このようにあまりにも「歩きスマホ」をしている人が多い中で,背筋をしゃんと伸ばして前を向いて颯爽と歩いている人,特に美人の女性を目にしますと,かっこいいなぁと思います。・・・あっ,「美人」は余計でした。

 

いずれにしても,みなさんは街中で「歩きスマホ」が氾濫している状況を見て,不愉快にはなりませんか?

 

さて,私はバッハ(ヨハン・ゼバスティアン・バッハ)の曲を聴かない日がないくらいバッハの音楽を心から愛しておりますが,7月28日はバッハの命日です。毎年この日にはバッハのネタで必ずブログを更新していたのですが,今年は忘れておりました(笑)。

 

数多くの傑作群の中から,今日はお薦めの曲を1曲・・・。教会カンタータ第191番「天のいと高きところには神に栄光あれ」の第1曲(グロリア・イン・エクセルシス・デオ)が素晴らしい。8分の3拍子(前半),4分の4拍子(後半),ニ長調で,特に前半部分はとても祝祭的な雰囲気の曲であり(3拍子の部分は舞踏的な要素もあります。),バッハの曲の中でも最も華やかな曲の一つと言われております。これは「ミサ曲ロ短調」の中にも入っている有名な曲です。「バッハ BWV191」とキーワードを入れて検索するといくつかのYouTubeで楽しむことができます。一度お試しください。

2022/07/01

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ほんとに,何なんでしょうね,この暑さ!6月が終わったばかりだというのに,昼間は灼熱,そして夜中は寝苦しさ・・・。

 

私はやはり熱中症対策で十分な水分補給と適度な塩分摂取に心掛けております。汗をかきますけれど,汗はありがたい。気化熱で皮膚温度を下げてくれますからね。人間を含め,動物の身体ってうまくできております。

 

気化熱といえば,先日の産経新聞のコラム「産経抄」に面白い記事が載っておりました。何と,古代エジプトでも気化熱を利用したワインの冷却法があったのだとか。紀元前1400年ごろ建てられた古代エジプトの墓所の壁画には,奴隷が壺の載った棚をうちわであおいでいる場面が描かれており,これは酒好きのファラオ(古代エジプトの王)のために,壺の中のワインを冷やしている場景を描いているようです。つまりこうです。壺は浅い水槽に浸かり,常に濡れているのですが,うちわであおいだ風に当たると壺の表面の水が蒸発して中の温度が下がる訳ですね。そうすると中のワインも冷える。汗をかいた後に風に当たると涼しく感じる経験を活かしているのですね。

 

話は変わりますが,最近では私は夕食時にくだらない地デジの番組を見るよりも,YouTubeをハシゴしております。だっていろんなジャンルの動画を好きな時に好きなだけ楽しむことができるんですから。例えば,バッハのインベンション(2声)とシンフォニア(3声)の動画を楽しんでいたら,次から次に「こんなんありますけどどうですか?」と言わんばかりに忖度して関連動画がラインアップされます(笑)。

 

そうしたら20世紀前半に活躍したフランスのマルセル・メイエという女性ピアニストの動画に行き当たりました。恥ずかしながら私は,このピアニストの存在は全く知らなかったのです。パリ音楽院出身で同時代の女流ピアニストといえば,クララ・ハスキルが有名ですが,マルセル・メイエのことは知りませんでした。

 

しかし,マルセル・メイエの数々の動画で彼女の演奏を聴いていると(もちろんモノラル録音),何とも味わい深く,洗練されていて,思わず引き込まれる魅力があります。引き込まれてしまうのは,彼女がかなりの美人であることも影響しているのかもしれません(笑)。

 

バッハもさることながら,クープラン,ラモー,スカルラッティなどの演奏も素晴らしい。彼女は私が生まれた翌年にパリで亡くなっておりますが(享年61),ようやく1990年代から彼女の録音のCD化がなされるようになり,日本でも知る人ぞ知る存在になったようです。何と,調べてみたらCD17枚の廉価版ボックスも販売されているようです。入手できれば入手したいと思います。

2022/06/25

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初めに言い訳めいたことを書きますが,普段のお仕事頑張っているご褒美,そして息抜きのために北海道ゴルフ旅行へ行ってまいりました(笑)。気が置けない人たちと,2泊3日(函館と札幌)の旅行で,ゴルフは2プレイです。コロナ禍のため3年ぶりとなりました。

 

函館空港に到着した初日はもっぱら観光で,地元のメンバーの案内で五稜郭へまいりました。そう,戊辰戦争の最終盤,函館戦争の舞台にもなった場所で新選組土方歳三終焉の地も近くにあります。

 

その後は早めの夕食をジンギスカンで済ませて,ロープウェイで函館山に登りました。残念ながらこの日は曇り空で霞のようなものがかかり,また時間帯も早かったこともあり,あの有名な函館の夜景を楽しむことはできませんでした。私は家族旅行などでこれまで北海道には10回ほど訪れていますが,実は函館はこれが初めてだったのです。1日目の宿は大沼プリンスホテルでした。ぐっすり眠って翌日に備えます。

 

翌日は北海道カントリークラブ大沼コースでゴルフ。1か月半ぶり,そして白内障手術後初めてのゴルフでしたから不安もありましたが,やはりスコアはさんざんでした(笑)。それでも素晴らしいキャディーさんで楽しくプレイができました(マスクをされていましたが,恐らく美人・・。しかも親切で言葉遣いも優しく,アドバイスも適切)。私の場合,やはりバンカー脱出が課題か・・・。そして,洞爺湖も昭和新山も見ることができました。私は湖が好きで,これまで摩周湖,サロマ湖,阿寒湖,支笏湖は観光しましたが,洞爺湖はまだでしたので北海道の主要な湖は概ね制覇しました。

 

さて,とても強行軍ですがその後は札幌へまっしぐらです。ビジネスホテル風のホテルでチェックインした後は,海の幸満載の夕食を楽しみました。その会場には,以前も同席してくれて何かとお世話をしてくれたクラブ(ラウンジ)のママも同席し,ありがたいことにみんなに蟹の身を一生懸命にとって配膳してくれました。これはいつものコースで,このママのクラブ(ラウンジ)が二次会場なのです。

 

いやはや,このママはとびきりの美人です。これまで必ずしも順風満帆とはいかなかったとは思いますが,すすきのの一等地で10数年も継続して店の経営をしてきたのですから大したものです。このクラブ(ラウンジ)には奥に特別室,すなわちカラオケが楽しめる個室があり,飲めや歌えの大騒ぎ・・。でも,翌日はゴルフの第2ラウンドが控えていますから,それほどの長居はしませんでした。

 

店を出た後は,本当にいけないこととは知りながら,どうしても誘惑に勝てずに「新ラーメン横丁」のある店で「締めのラーメン」です(笑)。だって,ホテルのすぐそばにあるんですもの。ただし,ハーフサイズのラーメンで,私の場合はやはり塩バターコーンです。これは本当に美味しい。

 

翌日は,ニドムクラシックニスパコースでゴルフの第2ラウンドです。やはり左右の林がとても利いております。みんな林間コースで苦労していました。もちろん私も・・・。それでも前日のスコアよりも10打ほどよかったのです。クラブハウスで食事をし(単価設定はとても高い【笑】),汗を流した後は,新千歳空港へ一直線です。それにしても今回も運転は全てOさんにお任せしました。ありがたいことです。ご苦労様でした。

 

今回のゴルフ旅行はもちろん楽しかったのですが,私も年齢には勝てませんね。ゴルフの2プレイと数か所の観光のカップリングはいささか体にこたえます。それでもまたお誘いがあれば「御褒美」,「息抜き」と称していそいそと出かけて楽しむのでしょうが・・・。

 

今度の楽しい北海道旅行で,久しぶりにカミさん,娘,私の三人での北海道旅行も良いものだなと思いました。

2022/05/28

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5月24日の左眼の白内障手術も無事に終了し,これで同月17日の右眼の手術と併せて白内障手術が完結した訳であります。術後の眼圧検査や視力検査,そして診察結果も比較的良好で推移しており安心しております。

 

もちろん生まれて初めてでしたが,今回は何かと良い経験をさせてもらいました。生体に対する侵襲行為には違いなく,眼のごく一部を切開等する訳ですから不安や恐怖心もありましたが,今となっては良い思い出です(笑)。

 

白内障手術を受けることが決まった時,私はどういう訳か独身時代に観たルイス・ブニュエル(サルバドール・ダリとの共作)の「アンダルシアの犬」という無声短編映画の不気味な1シーンのことを思い出しました。この映画,冒頭に女性の左眼がカミソリで真横に切り裂かれるというショッキングなシーンがあります。私も映画館でこれを観てたまげましたが,実はこのシーンで使用されたのは死んだ子牛の眼だったそうです。この映画はシュルレアリスムの傑作と評されてはおりますが,各シーンの意味や連動性,脈絡,何を表現したかったのか,私は未だに理解できません(笑)。

 

また,白内障手術と言えば,私がその音楽をこよなく愛しているヨハン・セバスティアン・バッハがその最晩年にこの手術を受け,結局はそれが失敗して失明し,約4か月後に亡くなってしまったという痛ましい史実を思い出します(1750年7月28日)。失敗も何も,執刀したイギリス最初の眼科医と言われるジョン・テイラーという人間は稀代のヤブ医者,ニセ眼科医などと言われた男ですし,同時代の大作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルもこの男の手にかかって目の手術失敗という憂き目にあっております。本当に不幸なことです。おそらく麻酔などもされずに,痛かっただろうし・・・。

 

さてさて,手術後には何かと不自由をしました。えっ?と思ったのは,術後1週間は洗髪,洗顔,カミソリによる髭剃りが禁止されます(電動カミソリはOKとのこと)。2週間にわたって左右の眼の手術をする訳ですから,その不自由さは筆舌に尽くしがたいのですが,どうやらこういった措置,指示は眼に細菌が入ったりして感染を防止するためです。でもね・・・,髪が洗えない,髭が剃れないなんて(家には電動カミソリなんかありません)・・・。手術の翌日からは首から下の入浴はできますが,洗髪等ができないというのは本当にイヤですよ。

 

主治医の先生やスタッフはもちろん信頼しておりますし,患者としてその指示には従いたいと思いますが,洗髪とカミソリによる髭剃りだけは,私はこっそりと反旗を翻しました(笑)。細心の注意を払い,眼に水などが入らないように眼をつぶってカミソリで髭を剃りました。敢然と反旗を翻したのです。でも,愕然としたこともありました。2,3日髭を伸ばしていたら,私の髭の約半分は白かったのです(笑)。もう完全にジジイです。

 

次に,洗髪を敢行するぞと決めてから,私はカミさんにお願いして通販でシャンプーハットを購入してもらい,到着した夜に3日ぶりに洗髪したのです。洗髪って,本当に気持ちが良い・・・。それに,シャンプーハットを発明した人は誰なんだろう。凄い発明だと思います。こんなに重宝なものはない。シャワーをジャンジャン浴びても,お湯が顔にかからないんですもの。もちろん自分一人しか見ていないとは言うものの,裸でシャンプーハットを装着した自分の姿を洗面の姿見で見た時は,情けなかったです。エリマキトカゲにしてはエリマキの位置が上過ぎるし,カッパにしては皿が下過ぎるし,ちょっとした珍獣でした(笑)。それでも洗髪の爽快感には代えがたい。

 

後は,当分は眼鏡なしです。術後の視力が安定するまで,1か月は眼鏡の処方ができないということだからです(さすがに1か月は長いような気がしますので,短縮を主治医にお願いしてみようと思いますが)。おかげさまで近く,例えば本や新聞を読むときなどは見違えるほど鮮明に見えますが,遠方はやはり眼鏡で視力の矯正が必要です。当分は眼鏡なしで過ごしておりますので,合う人合う人にいちいち事情を説明するのが面倒です(笑)。

 

これにて白内障手術は無事に完結。あとは一定期間は定期的に通院となります。早く眼鏡を作りたい。麻雀はできますが,眼鏡がないと車の運転やゴルフに支障がありますから。

2022/05/23

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前にもこのブログで触れたことがありますが,昨年末から顕著に特に右眼の視力低下,そして不同視(左右の著しい視力差)を自覚しておりました。こりゃいかん,ということで今年の3月に意を決して眼科を受診したのです。

 

そうしたところ,精密な検査を経て,「白内障」の確定診断を受けました。皆さんご存知のとおり,白内障は目の中のレンズの役割をする水晶体が濁る病気で,主な原因は加齢です。とうとう私もそんな年齢になってしまったのです(笑)。

 

主治医の先生に私が恐る恐る「手術の適応がありますか?」と尋ねたところ,即座に「あります。」との回答。左眼は右眼ほどではないにせよ,どうせ手術をするならば同時期が良いとのことで(左眼もいずれ進行していく),私もためらうことなく手術を受けることを決意したのです。

 

5月17日には右眼,同月24日は左眼の白内障手術を受けることにし,20日間ほどは手術前検査,手術,術後検査,養生などでほとんど仕事になりませんので,万障繰り合わせて日程を設定しました。

 

みなさん,白内障手術ってどんなものだと思います?私が受けた(受ける)のは,「超音波水晶体乳化吸引術」です。目薬で局所麻酔し(要するに意識消失を伴わない麻酔),角膜を切開し,機械で濁った水晶体を細かく砕いて吸い出し,その後に眼内レンズを挿入するのです。15分間くらいの手術で,入院などせず日帰りできるのです。

 

これで眼と視力が蘇るのであれば嬉しい限りです。思い起こせば,確かにこれまで目を酷使してきましたものね(笑)。両親からいただいた愛着のある水晶体さん,よく頑張ってくれましたね。ありがとう(笑)。それと同時に,「ああ,自分もそんな年齢を迎えたのか。」と感慨ひとしおです。

 

手術自体は短時間で済むとはいっても,術前検査は多項目にわたります。眼圧検査,屈折検査,視力検査,角膜検査,眼底検査,OCT(光干渉断層計),視野検査,血液検査,涙道検査,超音波検査などを受ける必要があります。苦痛を伴うものはありません。

 

さて,17日は右眼の手術。その眼科医院は中規模の医院ですが,医師もスタッフも信頼でき,しかも術前・術後は落ち着いた環境の部屋(リカバリールーム)で過ごし,術後には飲み物と軽食が出ますし,タクシーの手配やタクシー料金の補助もされます。

 

17日の右眼の手術前は,やはり生体への侵襲行為でもありますので,内心は非常にビビッておりました(笑)。手術着に着替え(感染防止のために頭もシャワーキャップのように全部覆います。),数度にわたる麻酔薬の点眼,そして待機・・・。スタッフの女性はみんな美人で優しい(笑)。最終的に麻酔薬の点眼をしてくれた女性スタッフは,「このままお待ちください。迎えが来ますから。」と言って去りました。

 

ビビっていた私は「迎えが来る」という言葉に過度に敏感に反応しました。西方極楽浄土から「お迎えが来る」のかと・・・(笑)。

 

いよいよ手術室への入室です。当然のことながら,医師をはじめ全スタッフが完全な手術着で迎えてくれましたが,相当に涼しい環境です。あとは指示に従って全部お任せです。局所麻酔ですから,術中の意識はしっかりとしておりますので,切開されたな,洗浄しているな,レンズが挿入されたななどといった工程は自覚できます。麻酔が効いており痛みはほとんどありませんでした。長く感じましたがやはり15分くらいで終了しました。手術を受ける身ではありましたが,何となく達成感があり,自分にご褒美をあげたくて,その日の晩は眼帯をしながらビールで祝杯です(笑)。

 

おかげさまで術後の経過も順調です。ありがたいことです。右眼の見え方が見違えるようにクリアになっております。さて,明日(24日)は左眼の手術ですが,既に右眼を経験しておりますのでそれほどビビりはありません(笑)。

 

なお,私の場合は書籍(文献)を読んだり,書面を起案したりする時間が多い仕事ですので,近方に焦点の合うレンズを左右に入れてもらい,遠方は眼鏡で矯正する必要があります。眼鏡を作成する場合は,視力や眼の状態が安定した手術後1か月以降に眼鏡合わせの検査を受けることになっており,その結果で眼鏡の処方箋を作ってもらうことになっております。

 

2022/05/06

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東京で一人暮らしをしている娘は年に2,3度は我が家に帰省するのですが,うちのカミさんはカミさんで,一人暮らしの娘の様子を見に年に2度ほど上京します。最近では5月の連休に出向くことが多く,今年の連休もそういうことになりました。

 

そうすると私は1週間ほどは独身生活となり,いわば「やりたい放題」となります(笑)。規則正しい私は,三度三度の食事の時間帯がずれることはありませんが,好きなものを食べますし,自宅での仕事,そしてゴルフや麻雀,ピアノの練習に読書などなど自由気ままなもんです。

 

それでも,朝刊を取ってくることやゴミ出し,買い物,食事の支度,洗濯(干したり畳んだりを含む。),食器洗いなどを自分で黙々とやっておりますと,改めてカミさんへの感謝の気持がわき上がってまいります。これらのことだけでなく,毎日毎日このような作業に加え,まめに掃除したりその他の家事を全般的にやってくれているのですから・・・。本当にありがたいことです。ですから年に2度ほどは東京の娘と夫抜きで過ごし,せいぜい羽を伸ばすのも良いと思います。ただ聞くところによりますと,カミさんは娘の部屋も大掃除したり,食事の指導をしたりしているそうですが(笑)。

 

さて,そんな訳で5月3日の祝日も,「独身」の私は早朝に朝刊を取りに行き,朝ごはんを自分で用意してこれをいただき(ごはん,味噌汁,納豆はいつもどおり必要不可欠),朝刊を読んだ後は,食器洗いをし,洗濯をしました。それにしても改めて思いましたが,全自動の洗濯機というのは便利なものですね。ボタン一つで全工程をやってくれます。5月の爽やかな晴天の下,慣れない手つきで洗濯物を干します。

 

その後はピアノの練習と読書・・・。一休みしたらもう昼です。いやー,休日というのは本当に素晴らしい。カミさんが冷蔵庫の野菜室にあるレタス,きゅうり,トマト,春玉ねぎなどを気にしておりましたので,私も昼は健康に良さげな自己流サラダを作ることにしました。

 

しかし,まな板の上で黙々ときゅうりやトマトを切っている時に,にわかに私の耳元で悪魔のささやきが聞こえました。

 

「ビールが美味いよ・・・」

 

せっかく殊勝な心がけでカミさんの常日頃の家事作業に感謝しつつ,野菜サラダを自己流で作っていたのに,その時悪心が起こりました。ビールも冷えているし,いただき物の日本酒も冷えている。「魔がさす」というのはこういうことなんだと思いました(笑)。

 

結局はこの日の昼食は,自己流サラダとともに禁断の昼ビールとなりました(日本酒も少し)。まあいいか,カミさんも娘と一緒に買い物の後,二人で今頃美味いものでも食べているんだろうし・・・。

2022/04/21

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さて,旅行3日目は午後からは帰途につかなければなりませんので,観光ができるのは半日です。この日のホテルでの朝食は,やはり私は和食,カミさんは我が家でのいつもの和食とは違って洋食でした。いつも思うのですが,旅先での朝食って美味しいですね。前日もよく歩きましたし,一晩寝てお腹も空いておりました。

 

ゆっくり目のチェックアウトを経て向かったのは,もちろん前日入館できなかった「坂の上の雲ミュージアム」です。味わいのある路面電車で道後温泉駅から大街道駅へ移動します。館内は,正に「坂の上の雲」(文春文庫,全8巻)の世界が広がっておりました。展示物も豊富で,日本海海戦(ロシアのバルチック艦隊撃破)の映像の迫力は我々を圧倒しました。日本海海戦の直前,旗艦「三笠」の艦橋に立つ東郷平八郎(連合艦隊司令長官)の雄姿の格好良いこと・・・。

 

また,海戦直前,連合艦隊先任参謀として秋山真之が打電した「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」の電文は有名です。ロシアのバルチック艦隊を撃滅できたのは,真之の作戦立案という功績が大であったことも疑いはありません。一方,兄の秋山好古は,日露戦争で日本の騎兵隊に世界で初めて機関砲を常備させ,当時世界最強といわれたコサック騎兵隊を撃退しました。敵の猛撃にも一歩も退かなかったのです。陸軍大将に栄進した後は,後進の指導に注力しました。

 

この「坂の上の雲ミュージアム」から歩いて12,3分ほどの所に,「秋山兄弟生誕地」があります。秋山兄弟が生まれ育った生家が再建され,そこには兄弟の立派な像もあり,生家内部も観覧できます。平生質素な生活をしていた好古の生前の言葉として,次のような言葉が残っております。本当にいいことを言いますねぇ。

 

「人間は貧乏がええよ。『艱難汝を玉にする』と言うてね、人間は苦労せんと出来あがらんのじゃ。苦しみを楽しみとする心掛けが大切じゃ。」

 

前回も申しましたが,この松山という町そしてそこに住む人々は,郷土が生んだ秋山好古,秋山真之,正岡子規という偉人に誇りを感じていることは間違いないようです。私は,もう一度「坂の上の雲」(文春文庫,全8巻)を読み返すことを固く決意いたしました。

 

あとは昼食を済ませて松山駅から岡山駅までは「しおかぜ」で車窓からの風景を楽しみ,岡山駅から名古屋駅までは新幹線で一直線です。今回は温泉は勿論,なかなかに良い旅でした。一度も四国に渡ったことがないという,うちのカミさん。少しはカミさん孝行ができたかしらん(笑)。

 

旅から帰った翌日には,うちのカミさんは,書庫の奥から出してきて,「坂の上の雲」の第1巻を読み始めておりました。どうやら感化されたようです(笑)。

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