以前私は,素人大喜利を名古屋の大須演芸場でやるってんで,大喜利の台本を作成したことがあります。大喜利のお題や気の利いた回答を作るというのは結構大変ですね。人を笑わせるというのはとても難しい作業だなと痛感しました。
毎週日曜日の夕方に放映されている「笑点」(日本テレビ系列)という番組で,かつて紹介されたお題と回答の中でとても笑えるものをネットで見つけました。題して「18歳と81歳の違い」です。面白いので以下に紹介させていただきます。
・道路を暴走するのが18歳,逆走するのが81歳
・心がもろいのが18歳,骨がもろいのが81歳
・偏差値が気になるのが18歳,血糖値が気になるのが81歳
・受験戦争で戦っているのが18歳,アメリカと戦ったのが81歳
・恋に溺れるのが18歳,風呂で溺れるのが81歳
・まだ何も知らないのが18歳,もう何も覚えていないのが81歳
・東京オリンピックに出たいと思うのが18歳,東京オリンピックまで生きたいと思うのが81歳
・自分探しの旅をしているのが18歳,出掛けたまま分からなくなって皆が探しているのが81歳
・ドキドキが止まらないのが18歳,動悸が止まらないのが81歳
・恋で胸を詰まらせるのが18歳,餅で喉を詰まらせるのが81歳
・早く「二十歳」になりたいと思うのが18歳,できることなら「二十歳」に戻りたいと思うのが81歳
こんな感じ・・・(笑)。随分失礼なものもありますが,妙に納得してしまいます。よく還暦,古希,米寿などと年齢を別の名称で表現することがありますが,81歳は盤寿とも呼ばれます。将棋盤はタテ,ヨコ9マスずつあり,9×9で81マスあるからです。
今年めでたく81歳になられた女性の知り合い,尊敬すべきお友達がおりますが,この方は老いてますます元気です。女性だけど健啖家の部類に入るでしょうし,お声には艶があり,カラオケでも90点近く出す歌姫とも呼べる存在です。さらには,麻雀を打たせれば勝負師でもあります。先日,お誕生日をお祝いするメッセージを送りましたら,「昨日大三元やりました。」とのご返事・・・。是非これからもお元気で長生きをしていただきたいです。
今日は2月22日・・。私とカミさんの結婚記念日です。思い起こせば結婚式を挙げたのが1987年2月22日ですから,本日は結婚35周年ということになります。
よく金婚式,銀婚式などといいますが,結婚35周年というのは何か呼び名があるのかなと調べてみましたら,珊瑚婚式というのだそうです。私たちも・・・めでたく珊瑚婚式です(笑)。何で珊瑚婚式というのかというと,珊瑚は海の中で長い年月をかけて成長し,美しい姿となりますが,夫婦の絆もまたかくあるべし,といったような意味なんだそうです。
こんな亭主によくぞ付いてきてくれました。カミさんには面と向かっては言えませんが,ありがたいことだと思います。常日頃感謝しております。一人娘も授かりました。もう28歳になります。
今も思い出すのが,新婚早々,カミさんが嫁入り道具の一つとして持参した割と豪華な布団一式がありましたが,外で楽しく飲んできたある夜,飲み過ぎてしまって自宅に帰って来てから急に気分が悪くなり,粗相して思わず戻してしまいその布団の一部に消えないシミを作ってしまいました。カミさんは嫌な顔一つせず,ダメな亭主を介抱してくれ,大事な婚礼布団にシミを作ってしまったことを強く責めたりはしませんでした。あの時は本当に申し訳なかった・・・(笑)。
でも何で2月22日が結婚記念日なのか。私は小学生の頃からショパンの音楽がとても好きで(ショパンもいいけど,今は断然バッハ),ショパンの誕生日にしようということで2月22日に結婚式を挙げたのです。ただその後,ショパンに関する研究が進み,今ではショパンの誕生日は3月1日というのが多数説になっているようです。でも,結局私たちが新婚旅行から帰って婚姻届を提出したが3月1日でしたから,どっちにしたってショパンの誕生日が結婚記念日ということになります(笑)。
本日は,ささやかながらも結婚記念日のお祝いをしたいと思います。
いま,トンガ王国ではひどいことになっています。海底火山の巨大噴火による津波,火山灰などの被害が発生していますが,なにしろ海底ケーブルが切断されていて通信手段,通信網が途絶し,正確な被害状況に関する情報が少ないのです。
トンガは昔から親日的な国として有名ですね。例えば東日本大震災の時などは,トンガ政府から義援金20万パ・アンガ(約900万円)の寄付がありました(当時の外務省の報道発表)。それだけでなく,トンガ国王陛下の弔意メッセージもあり,さらに現地の子ども達からコインや手紙が送られてきたそうですし,「トンガより愛をこめて」とのメッセージとともに現地の生産者から里芋も送られてきました。
私はオーストラリアやサイパンは旅行で訪れたことはありますが,今までトンガに行ったことはありません。でも,同国を旅行した経験のある人は口々にとても親日的な対応を受けたと感想を述べておりますね。国民一人当たりのGDPは日本の8分の1程度ですから,東日本大震災の際に同国から日本に送られた義援金は,人口約10万人のトンガ国民にとっては相当の額であったことになります。ありがたいことです。
トンガは最近では中国の「一帯一路」とやらの経済的侵略を受けつつあり,同国にとっては中国に対して加重な債務を負っており,中国によるいわゆる「債務の罠」に陥っているといってもよいでしょう。もともとは非常に親日的な国でもあり,「債務の罠」により同国が中国の軍事的拠点の一つになってしまうことが懸念されます。実はトンガ国民も苦悩しているのでしょう。産経新聞の記事にも同じような記述がありました。
いずれにしても,このたびの海底火山の巨大噴火による津波,火山灰などの甚大な被害に対しては,日本国政府としても可能な限りの支援をすべきでしょうし,私も何らかの形で義援金をお送りしたいと思っております。
昨日は寒さに負けず,ゴルフを楽しみました。ここのところスコアの悪いラウンドが続いていたのですが,復活の兆しが出てまいりました(笑)。ドライバーの調子が上向いております。
ただ,復活の兆しとはいってももう少し様子を見る必要があります。というのも,昨日一緒に回った私以外の3人はいずれも70歳以上の方々で,私だけレギュラーティーでドライバーを打つのもなんですから,私もゴールドティーを使用したのです(笑)。ホールによってはそれほど距離に違いはありませんが,概して距離的にもロケーション的にも楽です。明日(12月30日)は今年最後のラウンドになりますが,せっかくの復活の兆しに水を差さぬよう,満足のいくスコアで一年を締めくくりたいと思います。
さて,私は以前から年末年始に目が充血して痛むことがままありました。強膜炎の診断を受けたこともあり,疲れが目に来てしまうのでしょうね。ここ数日もそんな症状が出てきました。また最近では特に左右の眼の視力差が著しくなり,物を読んでいても違和感があり,眼精疲労も感じておりました。何か眼の病気になっているのではないか・・・。
そこで思い切って今日,ホームページを見て良さげな眼科で受診しました。今まででは一番綿密な諸検査をしてくれ,診察室でも医師と多くの会話を交わすことができました。
右眼が白内障になっており,左目もその兆候があるということでした。私の年齢では決して珍しい事ではなく,最近の右眼の顕著な視力低下に不安を覚えていた私としてはこのように確定診断を受け,その原因が分かってかえって安心しました(眼圧は左右ともに正常で緑内障の心配はないようです。)。
医師と私との会話の中で明らかになったのは,これぐらい近視が進み,不同視(左右の視力の格差が大きいこと)の状態になりますと,眼鏡で矯正しようとしても限界があること,現時点で少なくとも右眼は白内障手術の適応があるということでした。今は右眼の充血等があり強膜炎の診断で点眼薬を処方してもらいましたから,これが治ってから白内障手術のこと(左右を含め)を検討していくということになった次第です。私としては,これからも弁護士としての仕事を十全にこなしていくために,眼の健康を保っていくことは極めて重要なので,「善は急げ!」で手術を受けたいなと思っております。
取り敢えずは,明日のゴルフ頑張ります(笑)。
2日前にはここ名古屋でも5センチ以上の積雪がありました。徒歩通勤の道すがら,松の上に積もった雪の風景を眺め,とても日本的で風情があるなと思いました。そんな風景で思い出すのは,やはり「松上雪」と題され,終戦の翌年に発表された昭和天皇の御製です。私は昔からこの歌がとても好きなのです。
「ふりつもる み雪にたへて 色かへぬ 松ぞををしき 人もかくあれ」
降り積もる深雪(みゆき)に耐えて少しも色を変えない松は,何と雄々しい存在か,人もこのようにありたいものだ,という気持ちを表現したものです。
さて皆様,本年もお世話になりました。また最近更新頻度が少なくなっておりますが(笑),このブログをお読みいただき誠にありがとうございました。来年はもっと更新頻度を高めたいと思います。それでは皆様,良いお年をお迎えください。
我が家での夕食の時(私は晩酌も),うちのカミさんと会話していてよく話題になることがあります。ボケたら嫌だなということ・・・。私自身は自分でも記憶力は高い方だと自負しているのですが,寄る年波には勝てず最近では人の名前がすぐに出てこなかったり,昔と比べて物忘れが多くなったなと痛感しております。
うちのカミさんもどうやら同じ傾向があり,お互いに顔を見合わせて「ボケたらどうしよう。」と言い合っております。でも最終的には,ボケてしまったら相手に迷惑をかけているという自覚すらなくなってしまうので,「ボケたもん勝ちだね。」という結論に落ち着いております(笑)。
そういえば昔,私が公務員時代だったころに,もう定年も間近だったと思われる「アクツさん」という年配の職員がいて,その人が本当に良い人で,天然で憎めない感じの人でしたが,もちろん冗談ですが「アクツハイマー」というニックネームが付いていたのを思い出します。しかし,やはり冗談抜きでボケたくはありませんね。また,カミさんがボケてしまっても困ります。
こうしている今でも「人間臨終図鑑」(山田風太郎著,徳間文庫)を読んでおり,とうとう第4巻の中ほどまで到達しました。分量的にも内容的にも読みごたえがありすぎます(笑)。この本の小林秀雄(文芸評論家,作家)の箇所に次のような記述がありました。
「六十五歳のころの小林秀雄は、親近者の郡司勝義に語ったことがある。『人間は、ぼけるのがいちばん恐ろしい。今まで同じ人に、同じ話を二度とするようなことはなかったのだが、この頃はどうやらそれも怪しくなった。だから、この話は前に話した事があるかね、と不安なときは必ず確かめることにしているのだ』このころ彼は大著『本居宣長』を『新潮』に連載中であった。が、すでにぼけを自覚していたのである。」
そうそう,そういえばこのような文章に私も思い当たる経験があり,ちょっと怪しいなと思ったような時は,対話の相手に「以前にも言ったことがあるかもしれないけど」と前置きをするようにしております。私の場合,仕事の他にゴルフ,音楽鑑賞(バッハ),ピアノ,読書,麻雀,飲み会など頭を使うことも,刺激もあります。うちのカミさんも私の仕事を手伝ったり,娘との通話,特定少数の友人とウォーキング,食事会,観劇,編み物などをしてはおりますが,やはり夫婦の会話で彼女の脳を刺激してあげる必要もあります(笑)。「ボケたもん勝ちだね。」とはいうものの,やはりボケたくはありません。
私は,近所の床屋さん(理容)には約2か月に一度の頻度の通っており,その床屋さんに通い始めてからはもうかれこれ6,7年になるでしょうか。でもその床屋さん,先週金曜日の夕方にちょっとしたミスをしたのです。
その床屋さんに通い始めた当初に,「(顔そりの際)眉の方はどうしましょうか。」と尋ねられたことがあり,私は「何もしなくて結構です。」と答えたことがありました。要するに,床屋さんとしては眉毛の方も一部剃って形を整えますかという趣旨で尋ねたのですが,私としては自分のキリッとした眉毛に割と自信があったので,何もしなくてよいと答えた訳です。それ以降は毎回ずっと眉毛の方は何にも手を加えないでくれていました。
ところが,金曜日の夕方,カットと顔そりが終わって料金の支払の際,その床屋さんが「申し訳ありません。ついうっかりして眉毛の一部を剃ってしまい,すこしキリッとなっちゃったかもしれません。顔そり代を値引きさせていただきます。」と言ったのです。私は別に眉毛を全部剃られた訳でもありませんので,特に意に介さず,「ああ,そうですか。大丈夫ですよ。」と言って料金の精算を終えて店を出ました。ただ,その帰路,顔そり代(1200円)が値引きされたとはいっても,眉毛がどんな風になっているのか気になりましたので,早歩きで自宅に戻って洗面の鏡で確かめてみました。
そうしたら,やはり両眉毛の下の方に剃り跡があり,ただでさえキリッとしているのに,さらにキリッとなっておりました(笑)。
その昔,フジテレビ系のバラエティー番組「オレたちひょうきん族」の中で,ビートたけしが鬼瓦権造役でギャグをやったりしていたのをご存知ですか。「アルプス工業」と会社名が刺繍されているジャンパーを着ていて,眉毛がキリッとし過ぎていたやつです(笑)。あれほど極端にキリッとはしておりませんが,私の眉毛は当分の間,そんな感じでキリッとし過ぎたまま過ごさなければなりません。法律相談や打合せに来た依頼者から笑われないか,少し心配であります(笑)。
おっと,ずいぶん長い間ブログの更新を怠っておりました。忙しさにかまけてしまい申し訳ありませんでした。
結局,私も新型コロナウイルス感染防止のためのワクチン接種を2度受けました。ファイザーのやつです。ワクチン接種が無事に終わってめでたし,めでたしと言いたいところですが,不気味なくらい副反応というものがありません。2度目の接種のすぐ後からビールを飲みながら麻雀をやったのですが,接種した左腕の局所が1,2日少し痛む程度で,何の反応もありません。私の体は何の抵抗もしていないのか,それとも抵抗できないほど抵抗力の持ち合わせがないのでしょうか(笑)。
重篤な副反応もこれまた困りますが,ホントに効いているのでしょうか。実はウチのカミさんもワクチン接種後,目立った副反応もなくピンピンしております(笑)。至って元気です。
さて,私が最近ハマっているのが「モモ・ウメ」です。いつも晩酌の時に,カミさんと一緒にテレビ画面でYouTubeを見て,腹を抱えてケラケラ笑っております。これは本当に面白いです。
まあ,この面白さは実際に見ていただかないと分かってはもらえないのですが,モモちゃんという新人OLと,ウメさんという先輩(ベテラン)OLとの掛け合いが絶妙なのです。モモちゃんは「ウメさんウメさん ちょっときいてくださいよ」と話し掛け,ウメさんは「ちょっと モモちゃん 大丈夫?どうしたの」と応じ,新人ながらも既にありとあらゆる会社の理不尽を経験し,窮状や疑問を先輩のウメさんにぶつけ,少しやんちゃなモモちゃんに対してウメさんは寛容な態度でこれに応じるというタッチです。
モモちゃんが訴えるその会社内での理不尽な現象,滑稽な現象は,実際に現場でよく生起するものであり,共感できるものばかりで思わず笑ってしまいます。その面白さは,やはり実際にYouTubeを見てもらわないと実感はできないでしょうね。
ウメさんがモモちゃんの訴えを聞いてあげている際のウメさんの鷹揚とした相槌や態度が割と好きです。登場人物としては他にもおりますが,OLのビジュアル的には,おしゃクソ姉さんが割と好みです(笑)。「どよめかないどよめかない 質問受け付けてない!」というセリフを毅然とした態度で述べる際もその美人度がさらに増します。
あとは,さらにベテランOLのりんごさんの泰然自若とした包容力のある態度も素晴らしいですし,部長のめんどくささと憎めなさも特徴なのでしょう。
私が何よりももらい泣き,いや,もらい笑いをするのは,モモちゃんとウメさんが一緒に舌を出しながら大笑いをし,顔が共に小刻みに上下するシーンでして,これが好きですね。「モモ・ウメ」で検索すればYouTubeで見ることができると思います。くどいようですが,本当に面白いですよ。一度お試しください。
「サザエさん」の磯野波平さんの毛髪の頭皮定着力には恐るべきものがあります。正に脅威と言ってもいい。人間の毛髪サイクル上は,大抵は4~5年で生え変わるはずですが,波平さんは半世紀以上も頭頂に1本だけ毛髪が存在し,しかも抜けたり生え変わったりした形跡がありません(笑)。
毛髪と言えば,私も自分の毛量を気にしていた時期がありましたが,もう最近では別に年相応で良いと達観しております。諦観というのが正確か(笑)。自分の年齢からすればむしろ善戦しているのじゃないかとさえ思っております。自分と同じ年齢層の人の多くは,禿頭(とくとう)に近かったり,相当に薄かったりしていますからね。
でも,そうは言っても気にはなります。どうしても・・・(笑)。自分の髪の毛は相当に白くなりましたが,歳をとってもある程度の毛量は維持したい。ところで,私はいつも晩酌を楽しんでいるのですが,飲酒と育毛との関係はどうなんだろうとの疑問を抱き,いろいろと研究をしてみましたが,概ね確信に至る結論に至りました。要するに,過度の飲酒は育毛に悪いということになりますし,過度でなくてもあまり良い影響は与えないという結論です。以下,飲酒と育毛の関係について,私が到達した結論について述べたいと思います。
第1に,髪の成長に必要な栄養素がアルコールの分解に使用されてしまうということです。飲酒で摂取したアルコールは分解されなければなりませんが,飲んだお酒(アルコール)は肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解され,その後に酢酸に分解されます。そしてお酒を飲みすぎ,アセトアルデヒドから酢酸への分解が追いつかなくなると,これを補うためにアミノ酸が動員されるのですが,アミノ酸というのは髪の成長には欠かせない栄養素なのです。ですからアミノ酸が不足することで髪に十分な栄養が与えられなくなります。
第2に,多量の飲酒(アルコール摂取)があると,アセトアルデヒドが分解しきれずに体内に残り,そうなりますと男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンが増加すると考えられています。このジヒドロテストステロンは男性型脱毛症の原因物質となる悪玉ホルモンであり,これが頭皮にある男性ホルモンレセプター(5αリダクターゼ)と結合すると抜け毛の指令を出す脱毛因子が増殖するのです。
第3に,飲酒によって懸念されるのが糖質の過剰摂取です。確かに,ビール,日本酒,ワインなどにも当然糖質が含まれておりますし,私などはやはりおつまみが必要な人間ですから,糖質の過剰摂取傾向となります。そうなりますと,糖質の過剰摂取により中性脂肪が増え,これによって血液がドロドロになり血行不良,当然頭皮も血行不良となります。髪の毛への栄養は血液(頭皮の毛細血管)を通じて供給されているので,当然栄養が十分に行き渡らず,育毛が妨げられるのです。
第4に,これは自分でも思い当たるのですが,お酒を飲みすぎますと睡眠の質が低下して成長ホルモンの分泌量が減少します。飲みすぎたなという晩は,確かに夜中に目覚めたり,眠りが浅かったりして睡眠の質が低下します。この年齢で成長ホルモンも何もあったものではないとも思いますが,髪の成長,修復に欠かせない成長ホルモンが1日のうちで最も多く分泌されるのが入眠開始から1~2時間ほどで(ピーク),その後4~5時間かけて全身をめぐるようです。やはり睡眠の質そして成長ホルモンの分泌という観点からも過度の飲酒は禁物のようです。
以上,飲酒と育毛との関係について確信に至った4項目を列挙しましたが,あとは実行です。幸いにして,最近では1週間のうち3日ほどはちゃんと休肝日を設けております。すると体重減少というおまけも付いてきました。
特に,私は頭の形があまり良くないので(笑),波平さんのような禿頭にはなりたくないのです。休肝日確保の習慣を是非とも続けたいと思っている今日この頃です。
日曜日のゴルフに疲れ果て,ぐっすり眠って今朝目が覚めた時,ボサーッとしてスマホでネットの記事を読んでいましたら,朝っぱらからなかなかいい話に出くわしたのでした。お笑いコンビ「アンガールズ」田中卓志さんの記事でした。
敢えて厳しい言葉を一回だけ,でもそこに「相手のためを思って」という深情けに根差した言葉であれば,言われた人のその後の人生を左右するだけの重みをもつのだなと思った次第です。
その記事は文芸誌「小説新潮」の連載記事が引用されたものでしたが,田中さんの浪人時代の予備校講師に言われた言葉が彼に感銘を与えたというもので,彼はその言葉に触発されて見事広島大学に合格し,その後も芸人を諦めずに精進する動機づけを与えているようです。
彼を含む予備校生が,ある予備校講師(俳優の木下ほうかさんに似ていたらしい)の最初の授業で,しかも授業の小休止の時にただ1回だけ厳しく言われたようです。その言葉とは・・・
「みなさん、今日から授業が始まり、浪人生活が始まったわけですけども、はっきり言って、みなさんは今、学生ではないですよね、予備校は学校じゃないので学生とは言えません。しかも社会人でもないですよね、会社で働いているわけでもないんですから。みなさんは学生でも社会人でもない、なんでもない人間になったわけです。こんなところからは1年で抜け出さないと大変なことになりますよ。高校生の時に勉強しなかったから、こうなったんです。自分の責任なんだから、しっかり1年勉強をしたほうがいいですよ。僕は毎年これを最初の授業で言うんです。でも、これだけ言っても勉強せずに、来年の1月くらいに受ける大学がないと泣きついてくる人がいます。みなさんはそうならないようにしてください」
その予備校講師はそれだけ言うと,チョークを手に取り,「えー続いては・・・」と何事もなかったかのように授業を再開したとのこと。厳しい言葉ですが,目の前にいる浪人生たちのことを真剣に考えて,ただ1回だけ敢えて厳しい言葉で忠告をしたのでしょうね。ただ1回だけというのが印象的ですし(いつもガミガミ言わない),その時の言葉が皆の心に残るのでしょう。とても効果的です。
田中さんはこの厳しい言葉に一念発起し,猛勉強をして見事1年の浪人生活で大学に合格しました。さてその後はお笑い芸人の世界に。「みなさんは学生でも社会人でもない,何でもない人間になったわけです」・・・田中さんとしてはお笑い芸人を始めた時,人生で2度目のこの状態になっていることになんとなく気づいて,何でもない人間から脱出しようとしてもがいていたようですが,その後もあの予備校講師の言葉を思い出しては,なかなか日の目を見ない時でも芸人を諦めることなく,芸人としてネタ作りに勤しむなど精進をしているということです。
「アンガールズ」がまだ有名になる前,テレビ番組「エンタの神様」などでその芸を観たことがありますが,私としても評価が難しく,とても微妙で(笑),彼らも一発屋で終わってしまうのではないかと思ってしまった反面,その独特の笑いのセンスに少しウケてもいました(笑)。
長い人生の中では,こういった心に残る言葉に巡り合うこともありますよね。
麻雀って,すごく面白いゲームですよね。ある仲間内で,私は将棋の強さでは帝王のように君臨し,他の追随を許さないのですが,仲間から「麻雀を覚えろよ。絶対に強くなるよ。」などとそそのかされ,麻雀の世界に誘われました。この年齢になって初めて麻雀の世界に足を踏み入れた訳です。
実戦経験はまだ1年経つか経たないかといったところですから,麻雀の醍醐味などはまだ知る由もないのですが,やはり麻雀ってすごくよくできたゲームだと思います。とても面白い・・・。私は中国共産党という存在を蛇蝎のごとく嫌っており,本当に嫌いで嫌いで仕方ないのですが(笑),麻雀というゲームを創造し,発展させた中国人はすごいなと思います。
でも,一口に麻雀といっても日本と中国とではそのルールは全然違うそうですね。もちろん私は日本のルールしか知らないのですが,この世界では若輩ながら麻雀の面白さというものを徐々に感じておりますし,ボケ防止にも良いようですね。
将棋の世界は厳しい。将棋というものはそれこそ実力,棋力が勝敗を決しますが,麻雀は配牌の良し悪しやその後のツモなど,運に左右される面が大きいので,初心者の私でも半荘でトップに立ったこともあります(笑)。有頂天というやつです。
将棋にも棋風というものがあるように,麻雀にも雀風,打風というようなものがあるようです。初心者の私は,誰かに先制リーチをかけられたり,2フーロ,3フーロと鳴かれると途端にビビッてしまい,ベタオリ状態になってしまいます(笑)。でも,高得点が望めそうな状況だったら,積極果敢に勝負することも必要でしょうし,実戦経験をこれから積んでいけば,押し引きの判断や,相手の捨て牌などからいっぱしの読みもできるようになるでしょう。
話は全く変わりますが,大嫌いといえば横綱白鵬は嫌いですわ(笑)。張り手,エルボー攻撃,とにかく横綱としての品格のない取り口,懸賞金の取り方,ダメ押し,敗者に対する配慮を欠くガッツポーズ,数日前の大関正代との対戦で見せた奇襲と相変わらずの張り手などなど・・・,嫌いだな(笑)。優勝回数の記録はもう誰も抜けないと思いますが,これほど品格の備わっていない横綱もいない。要するに,これまで横綱が長い歴史の中で積み上げてきた横綱としての権威,栄誉,リスペクトに値する価値を一気に瓦解させてしまったと言ったら言い過ぎでしょうか。