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弁護士ブログ

2010/12/17

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 昨晩,どうやら悪夢にうなされていたようだ。何時頃に目が覚めたのかは分からないが,目が覚めた時には恐怖でドキドキしていて,その直前に実際に声を出していたようである。実際に声を出していたような感触がのどにあったのである。悪夢にうなされるというのはこういうことだったのか。

 

 こういうことは最近ではまったく記憶にないことである。その悪夢のストーリーや脈絡も覚えてはいないが,少なくとも誰かに追いかけられている夢であったことは間違いない。何かしら迷路のような大きな建物内で追いかけられ,身を隠していたところへ追跡者が目の前に現れ,私が思わず大声を出したところで目が覚めた訳である。追いかけられる夢というのは怖い。

 

 悪夢と言えば,民主党政権である。平成21年8月30日の総選挙で,有権者が民主党に何と308もの衆議院議員の議席を与えてしまったところから悪夢が始まった。財源の十分な裏付けもなく,単に人気取りのために作成したとしか思えないマニフェスト。政権の中枢に位置する面々,たとえば,鳩山由紀夫,小沢一郎,菅直人,輿石東,仙石由人,岡田克也などなど・・・,こういった連中が中長期的なビジョンも国家観も定見もなく,内向きの権力闘争に明け暮れ,迷走を重ね,どんどん国益を害しているのが現実である。正に悪夢である。最近ではニュースなどでこれらの面々の顔が3分割で表示されたりするが,本当に吐き気を催す。

 

 米軍海兵隊普天間基地移設問題にしても,ルーピーと揶揄された鳩山由紀夫がちゃぶ台をひっくり返して台無しにし,政権末期にようやく勉強して抑止力に思い至ったとバカげたことを言うし(笑),菅直人もこれまでは「仮免許」だなどと言っては国民に甘え,これまでこの問題(基地移設)について何も前進させてはこなかったし,あげくに,予算関連法案を通すためだけの単なる数合わせのために一度は離婚した社民党にすり寄り,武器輸出三原則の見直しまで先延ばしにした。定見も何もあったものではない。

 

 評論家の櫻井よしこ氏の産経新聞に寄せた論稿の一部を引用する(12月9日朝刊)。

 

 「中国は年々増額する国防費で空母建設に取りかかり、第5世代戦闘機も開発中だ。日本には、中国が大量に保有し、日本にも照準をあてる核ミサイルもない。空母建設はもちろん、第5世代戦闘機については、米国は日本に売る意思もなく、入手のめどもない。考えられる唯一の道は米欧のF35の開発に参加し、それを日本の第5世代戦闘機にすることだ。そのためには、今回、期待されていた武器輸出三原則の見直しが必要である。だが、社民党と組む菅首相、首相に同調する北沢俊美防衛相らの私益に駆られた政権維持のために、見直しは先延ばしにされる。国益は打ち捨てられたのだ。このような政権に、国民は、汚い表現だが、すでに『ぶち切れて』いると、首相は認識せよ。」

2010/12/13

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大久保「・・・あー,よく飲んだなあ,お互い。」
西 郷「うん,お前とは意見が合うんだか合わないんだかよく分からんが,お酒だけは進んじまうな・・」
大久保「この店じゃ,やっぱり締めはお茶漬けだよな。おれはこの梅茶漬けが一番いい。口の中がスッキリするんだ。」
西 郷「そりゃおめえ,締めの茶漬けは,この野沢菜の茶漬けに決まってるだろ。あー,日本人に生まれてきてホントに良かったわ。」
大久保「あのさぁ,今日の昼にな,コンビニでちょっと可哀そうなOLがいたよ。その人はどうやら豚丼弁当をカウンターで温めてもらってたようだけど,店員がさぁ,店内に響き渡るような大きな声で『豚丼でお待ちのお客様ぁー!』って叫ぶんだよ。」
西 郷「ぷ,ぷっ(米粒を2つくらい噴き出す)。」
大久保「おめえって奴は・・・。店の中はお客さんは相当いたけど,カウンターの前で温めてもらってた人はどう見たってその,ちょっとばかし太めのそのOLさんだけなのよ。店員もマニュアルどおりなのかも知らないけど,もっと臨機応変に対応してあげればいいのに。小声で『はい,おまちどおさま』って。」
西 郷「『この人はこれから豚丼を食べるんですよ!』と公に宣言されてしまったようなもんだよな・・・。気の毒に。」
大久保「ホントだよ。そのOLさん,割と愛嬌があって感じよさそうな人だったのに,後ろ姿が若干さびしそうだった・・・。」
西 郷「・・・おれ,米粒噴き出しちゃったけどな,中国政府が関与してるかどうかは知らんけど,あの『孔子平和賞』ってのにも思わず噴き出しちゃったよ(笑)。」
大久保「ああ,ノーベル平和賞に対抗するように発表されたやつだろ。受賞者とされた台湾の連戦氏は受賞を拒否したらしいじゃないか(笑)。それも本人は事前に知らされてもいなかったらしいし,授賞式では連戦氏とは全く関係のない女児がトロフィーを受け取ったらしい(笑)。その女児は連戦氏のことを全く知らないとも言ったらしい(爆笑)。お前が米粒噴き出したように,こういうのを噴飯ものというんだ。」
西 郷「授賞式に呼ばれた外国メディアの人たちは,ばからしくて途中で退席する人も多かったようだ。この『孔子平和賞』なるものの関係者は,ノルウェーで開かれるノーベル平和賞の授賞式を意識したものではないと言っているが,『孔子平和賞』のパンフレットにはノーベル平和賞を非難する文章が書かれているそうだ。中国政府は今年のノーベル平和賞のことを茶番劇だと非難したが,むしろ『孔子平和賞』こそ茶番だ。」
大久保「そもそも中国という国は文化大革命時代には『批林批孔運動』なるものをやっていて,孔子像などもボコボコにされたというんだ。『批林批孔運動』は,そもそも林彪,孔子,儒教を否定して罵倒する運動だろう。なんでいまさら孔子を持ち出すんだろう。」
西 郷「中国共産党というのは,なりふり構わないんだな。ノーベル平和賞授賞式に行くなと各国に圧力をかけたし,そんなことをして恥ずかしいと思わないのかね。」
大久保「バカな民主党政権は中国に遠慮して,APECを『成功』させたい一心で,ノーベル平和賞の出欠回答期限を数日遅らせ,ようやく出席するという回答を平和賞委員会に提出した。」
西 郷「中国じゃ,CNN,BBC,NHKなどの海外メディアがノーベル平和賞の授賞式のことを報道すると,とたんにテレビ画面がまっ黒になるんだって(笑)。そういう国なんだよね。日本は価値観外交を展開すべきだと思うよ。」
大久保「なんか,酔いがさめたっぽくないか?」
西 郷「おお,そうだな。寝酒代わりにもうちょっとビール飲む?」
大久保「お茶づけも食べたことだし,生小ぐらいにしとくか。」
西 郷「うん・・・,おねぇさーん!生小2つ。」

2010/12/06

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 先週の土曜日の午後は,評論家の櫻井よしこ氏の講演を聴く機会に恵まれた。先日は元首相の安倍晋三氏の講演だったし,最近はついている。

 

 櫻井よしこ氏の講演は素晴らしかった。国士という表現は男性に対してだけ与えられたものではないと思うが,櫻井よしこ氏は正に国士の一人であり,この人は本当に心から日本という国を愛しており,また本当に心から今の日本という国の現状を憂えている。

 

 櫻井よしこ氏に対して,是非国会議員になって欲しいとか,大臣になって欲しいと期待する声も大きいようだが,私はどちらかというと,今のままの方が良いと思う。というのも,櫻井氏が仮に国会議員になったとしても,国会議員一人の力ではいかんともし難い面があるのは事実だし,大臣になったとしても,現在の「閉された言語空間」(江藤淳)の中では,マスコミをはじめとして,直ちに彼女の言葉を狩る勢力が跋扈するに違いないからである。昭和61年に藤尾政行文部大臣が「日韓併合は韓国にも責任がある」と発言して辞任に追い込まれた。昭和63年に奥野誠亮国土庁長官が「日中戦争で日本は侵略の意図はなかった」と発言して辞任に追い込まれた。平成6年に永野茂門法務大臣が「南京大虐殺はでっちあげ」と発言して辞任に追い込まれた。平成7年に江藤隆美総務庁長官が「韓国植民地時代に日本はよいこともした」と発言して辞任に追い込まれた。これらの発言のどこが暴言,失言なのだろうか。なぜこのような発言をしたからといって辞任しなければならないのであろうか。歴史を深く掘り下げて勉強すれば,当然にこのような歴史認識も成り立つのである。

 

 残念ながら今の日本,多くの有権者,マスコミなどは,相変わらず東京裁判史観,自虐史観,WGIPの呪縛のまま精神的な回復を達成できないでいる。そんな中で櫻井よしこ氏が仮に大臣などになったとしても,その発言内容を咎められて辞任に追い込まれるような事態が予想されるし,そんなことは避けるべきである。要するに,櫻井よしこ氏は,言葉狩りや辞任要求などに煩わされることなく自由に,今後も評論家としての立場で堂々と正論を述べ,有権者に対する情報発信,啓蒙活動を継続して欲しいし,保守勢力の結集に尽力して欲しいのである。このような得難い人物は,むしろそういった立場で活躍された方がよいと思うのである。

2010/12/02

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 私はこれまで「メディア・リテラシー」という言葉は耳にしたことはあったが,その意味は理解していなかった。メディア・リテラシーとは,情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し,その真偽を見抜き,活用する能力だそうだ。

 

 テレビや新聞などのマスメディアは,日々私たちに情報を提供してくれているが,それらを鵜呑みにしていると大変なことになる。いや,もう大変なことになってしまっているのではないかとも思える。NHK,TBS,テレビ朝日などの番組を見ていても,首をかしげてしまうことがとても多くなったし,朝日新聞や毎日新聞,地方紙などの記事でも同様である。特にTBSの日曜日の朝の番組などは,どのコメンテーターも日本という国が嫌いでしょうがないような,変なことばかり言っているんだもの(笑)。それに,本当は報道してしかるべき情報なのに,わざと報道しないという手法もある。新聞に至っては,まともな新聞は産経新聞だけのように思えてくるのである。

 

 平成21年4月5日に放送された「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回『アジアの〝一等国〟』」の内容は本当にひどかったし,インタビューに応じていた台湾の人々の供述内容は歪曲され,番組制作姿勢は極めて偏向していた。この問題については,今では訴訟沙汰になっているほどである(原告団は1万人を超えている)。

 

 平成18年6月29日のTBSの「NEWS23」というニュース番組では,アメリカ下院議員のヘンリー・ハイド議員の「首相が靖国に行くべきではないと強く感じているわけではない」との発言を,あろうことか悪意をもって捏造し,「行くべきでないと強く思う」と訳した字幕を全国に流したのである(全国からの抗議を受けてTBSは謝罪したが)。

 

 以上のようなことは枚挙にいとまがないほどである。「戦後レジームからの脱却」というごく当たり前で,今の日本に必要なスタンスを標榜した安倍晋三内閣の時のマスコミは,ヒステリックなほどの批判的な報道姿勢を示した。現在のマスメディアは,ごく一部の例外を除いて,相変わらず東京裁判史観,自虐史観,WGIPの呪縛のまま精神的な回復を達成できないでいる。情けないことである・・・。依然として「閉された言語空間」(江藤淳)の中にある。

 

 それにしても,「メディア症候群-なぜ日本人は騙されているのか?-」(西村幸祐著,総和社)という本は力作である。これからの日本国民にとって,メディア・リテラシーがいかに重要であるかを,具体例を挙げて説得的に論述している。一度お読みになってみてはいかがでしょうか。

2010/11/24

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 中国の紙幣は人民元札のようだが,私は今までに一度も手にしたことがないので正確なことは知らないが,人民元札の肖像はいずれも毛沢東のようである。この人物は,現在では中国でどのような評価を受けているのであろうか。具体的には,中国の独裁政権を維持している中国共産党では毛沢東をどのような人物だったと総括しているのか,また,民衆レベルではどんな評価なのか,少なからず関心がある。でも,紙幣にその肖像が載る訳だから,それはそれはかの国では高く評価されているのであろう。

 

 読み終えるのに少し時間がかかってしまったが,「毛沢東の私生活(上・下)」(李志綏著,アン・サーストン協力,新庄哲夫訳,文春文庫)という本を読破してしまった。毛沢東を評価するに当たっては,彼が指導者として重要な役割を果たした歴史的事実,たとえば,百家争鳴・百花斉放運動(「反革命分子」のおびき出し),大躍進(どだい無理な政策・目標設定による約2000万人とも言われる餓死者の発生),文化大革命(果てしない権力闘争と大量の殺戮,政治的混乱と文化破壊など)の評価を抜きにして語れないし,これらの点については既に多くの著作がある。でもこの毛沢東の私生活ぶりについてはどうか。中国共産党によって神格化が図られ,その権力維持のためには明らかにできないような私生活面での情報はヴェールに包まれていたのである。

 

 この本は,毛沢東の主治医として約22年間も身近で接することを余儀なくされてきた李志綏博士という医師が書いた本である。ごく身近にいた人間でなければ知り得ず,語り得ない内容が多く含まれている。この本の中には「解題 毛沢東とは何だったのか-本書に寄せて-」というアンドリュー・ネイサン(コロンビア大学教授)の論考があり,次のような記述がある。

 

 「史上、毛沢東ほど数多くの人々の上に、それもあれほど長期にわたって権力をふるった指導者はほかにいないし、また自国民にあれだけの破局をもたらした指導者も皆無である。毛沢東のあくなき権力欲と裏切られることへの恐怖は、足もとの〝身内〟や国家を混乱の坩堝に陥れつづけた。毛沢東のビジョンと手練手管は中国を「大躍進」とその戦慄すべき結末である大飢饉や「文化大革命」に突入させ、数千万人の死者を出したのだった。そればかりではない。二十二年間も主治医として務めた人物によるこの回想録で語られている毛沢東と同じくらい、親しく観察された指導者がほかにいただろうか。・・・現政権は今なお毛沢東の公式イメージという間接照明によって統治しているのである。いかなる公認された回想録を見ても、李博士のそれと同じような真実の響きを持った毛沢東像は描かれていない。本書はこれまで毛沢東について書かれたもののなかで、またおそらくは歴史上のどんな独裁者について書かれたもののうちでも、もっともわれわれの蒙を啓いてくれる本だ。」(同書510頁,522頁)。

 

 ページ数が多くてとても大変だけれど(笑),一度は読んでみてもいい本だと思う。

2010/11/19

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 本当に度し難い連中である。柳田法相の国会軽視発言といい,仙谷なる確信的反日左翼の「暴力装置」発言といい,本当に腹に据えかねる。

 

 この仙谷なる男は,参議院予算委員会で,国を守るべき職責を有する自衛隊を「暴力装置」と表現したのである。産経新聞でも指摘されているように,「暴力装置」という言葉はもともとドイツの社会学者マックス・ウェーバーが警察や軍隊を指して用い「政治は暴力装置を独占する権力」などと表現した。それをロシアの革命家レーニンが「国家の本質は暴力装置」などと,暴力革命の理論付けに使用した。このようなことから,かつて日本の全共闘運動などでは主に左翼用語として流行した。もともとこの仙谷なる男は,あろうことか現在ではこの国の官房長官の座を占めているが,その学生時代は日韓基本条約反対デモなどに参加し,「フロント」と呼ばれる社会主義学生運動組織で活動していたのだから,「暴力装置」なる左翼用語は体の随まで浸透していたのであろう。民主党政権というのは,所詮そんな連中の集まりなのである。

 

 でも,官房長官という立場は,有事の際には自衛隊への出動命令などに関与する重要なポストである。現在の自衛隊が,実態としてウェーバーの指す「暴力装置」に当たるのかもしれないが,だからといって,国会という場で,あたかも否定的な価値判断を含むかのような文脈で「暴力装置」なる表現をすることは極めて不当であり,自衛隊員に失礼である。宮崎の口蹄疫問題が発生した時,自衛隊員は炎天下で隊服の上にさらに防疫服を着て汗水たらして黙々と家畜の処分に従事していた。震災の時などの自衛隊員のがんばりは被災地の住民からも高く評価されている。インド洋沖の給油活動も諸外国から高く評価されていたのである。こんな仙谷なる反日左翼に「暴力装置」呼ばわりされたからといって自衛隊員の士気が低下するとは思いたくないが,彼らに対する敬意を欠く不当な言説である。

 

 柳田法相や仙谷なる男は,国会内での暴言を指摘されて,形ばかりの謝罪と撤回をしたが,こういった問題は実はその者の有する体質,資質の問題なのであり,資質そのものは謝罪や撤回したところでどうしようもないのである。

2010/11/16

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 先頃開催されたAPECの日中首脳会談の様子を見せられて,私は心底,民主党なる綱領なき政党による政権に絶望した。実際にはもっともっと早くから絶望しているのだけれど(笑)。それにしても,政治家としての菅直人という人の見苦しさといったら,もう見るに堪えない。本当に唾棄すべき政権である。

 

 日中首脳会談の冒頭の部分が映像で流されたが,この菅という人は,「ようこそお越しくださいました」的な前口上でさえも,相手の目を見ることなく,頭を垂れて,あろうことか原稿を読んでいるのである。プレス関係者を部屋から出して実際の中身の議論に入る段階では,時には手元のメモ等を読むこともあろうが,カメラを前にした段階で(当然全国にその様子が映像として流れるというのに)頭を垂れて原稿を読むとは・・・(苦笑)。こういったシーンを見るにつけても,民主党政権の外交というものは巷間揶揄されているように,正に叩頭外交なのである。恥を知るべきである。この男はいやしくも(国民にとっては誠に不幸なことであるが)内閣総理大臣という日本の代表でしょう。首脳会談ならば相手の目をしっかと見据えて,堂々たる態度で臨まないでどうするのだ。

 

 沖縄県では近々沖縄県知事選挙が実施される。現職の仲井真弘多知事と,前宜野湾市長の伊波洋一という候補との事実上の一騎打ちだと言われている。この伊波洋一という候補は社民党や共産党などが推しているが,この伊波という人の新聞記事におけるインタビュー記事を読んで,すごく違和感を覚えた。もう約1か月も前のことになるが,10月22日の読売新聞の朝刊には,この人の発言内容として次のようなものが掲載されていた。

 「沖縄の米海兵隊を米領グアムに(全面的に)移転し、基地はなくすべきだ。」
 「今の日米安保条約は時代錯誤的だ。日本は同盟深化より日米平和友好条約の締結を視野に入れるべきだ。」
 「沖縄は明治時代、日本に併合されるまで中国と朝貢などの関係があり、中国はとても身近に感じる。(政府が検討中の沖縄の)先島諸島への自衛隊配備には反対だ。」

 この伊波洋一という人は,中国が根拠もなく不法にも尖閣諸島は中国領だとの主張をしているのに,そんな中国をとても身近に感じるようなのだ(笑)。尖閣諸島は紛れもなく石垣市に属し,沖縄県の一部なのですよ。有事の際にはどうやって沖縄県を守ろうとしているのだろうか。こういう人が沖縄県知事の候補なのであり,とても違和感を覚える。

 

 明日は2年ぶりの人間ドック。検査結果を突きつけられるのがとても怖い(笑)。
                            

2010/11/15

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 安倍晋三氏は第90代内閣総理大臣であり,きのう日曜日の昼下がり,名古屋で講演をされるということで私も拝聴した。演題は「国家主権の確立と東アジアの安定」というもの。会場は静かながらも熱気というものがあり,どの来場者も現今の民主党政権の亡国的外交と日本の行く末を憂えている人たちだったと思う。

 

 第一次安倍内閣は「お友達内閣」などと揶揄された面もあったが,私は今でもその目指した方向性は間違っていなかったと思う。安倍晋三氏が唱えた戦後レジームからの脱却,これは極めて重要なことだ。GHQによるWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)と焚書,空想的平和主義を標榜する現憲法の下,軽武装経済至上主義で日本は経済復興は見事になし遂げたが,精神的な復興はまだなされていない。それが戦後レジームからの脱却ということだと思う。要するにまずは普通の国になるということ。

 

 第一次安倍内閣は,約1年の短い間ではあったが,憲法改正国民投票法の制定,教育基本法の改正,防衛庁の防衛省への昇格などなど,多くの実績を上げている。この人はまだ若く,何とか自由民主党を立て直して欲しいと思う。もういくら何でも,そしてさすがに,民主党に政権を取らせてしまうことのリスクを国民はいやというほど分からされたに違いない。えっ?まだピンとこない?それは変だよー(笑)。

 

 一方,自由民主党については,今後仮に一時的に数は減るとしても立党の精神に立脚できる人材ばかりに純化していかなければならない。なぜならば,左翼が牛耳っている民主党の議員と何ら変わりがない議員が自由民主党の中にもウヨウヨいるからである。安倍晋三氏には,何とか自由民主党の中核となり,それなりの憂国の士を糾合し,この日本を徐々に立て直してもらいたい。この日の安倍晋三氏の講演の締めくくりでは,日本の教育の立て直しに言及された。正にそのとおりである。教育こそ国家百年の大計である。

2010/11/10

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 最近の読売新聞の報道によると,菅内閣の支持率は35%,不支持率は55%であるという。この状況下にあっても,未だに35%の人々が支持しているという事態が全く信じられない。菅直人という人の近頃を見ていると,もう,いっぱいいっぱいなのであろう。この人は市民運動家であり,それ以上でもそれ以下でもなく,一国の宰相としての資質・能力には明らかに欠けている。ただ少しでも長く総理大臣でいたいだけの人間である。

 

 この人は対中国との関係に言及する時,バカの一つ覚えのように,「戦略的互恵関係」を維持,発展させていくと繰り返している。では逆にこの人に対し,「じゃ,中国との戦略的互恵関係とはいったい何を意味するのですか?」と改めて問うた時,ちっとも説明できないのではないかと思う。今の菅内閣のどこに戦略というものがあるのだろうか。尖閣諸島に対する紛れもない日本の領有権が中国によって不当に脅かされている局面で,どこに互恵関係というものがあるのだろうか。

 

 この人は,恥ずかしげもなく「官邸に情報が集まらない」などと愚痴をこぼしているが,こんなことを諸外国の要人や諜報機関が耳にしたら,ほくそ笑んだりあきれかえったりするだろう。「政治主導」などと大見得を切ったものの,実際には官僚やその有する情報をうまく使いこなせず,副大臣や政務官らとともに,情報や人脈,戦略から隔絶している。さらに悪いのは,傲岸不遜の確信的反日左翼である仙谷なる人間に官邸を牛耳られ,ことごとく国益を害していることである。この男は,国会の答弁で「日本の中国への属国化は今に始まったことではない」などと信じがたいことを平気で述べているのである。これまた,政府要人が国会でこんな答弁をしている事実を諸外国の首脳が耳にしたら,もう日本なんか相手にしないであろう。こんな連中が日本の政権の中枢に巣くっているのである・・・。もういいかげんに,日本は普通でまともな国にならなければならない。異常な事態に長く置かれていると,異常な事態が普通となってしまい,本来あるべき正常な状況が忘れ去られてしまうのである。

 

 尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件における映像が漏洩した件について,この政権は犯人捜しや原因究明を最優先としている。一般論として,機密管理は強化すべきであるが,少なくとも中国漁船衝突事件における映像が漏洩した件については,犯人捜しや原因究明だけの問題に矮小化してはならない。真実を正確に伝える映像そのものをひたすら国民の目から隠そうとしたその行動こそ責められるべきである。事件の初期段階において広く公開すべきであったのである。それでこそ日本の正当性が全世界に説得力をもって示すことができたのだし,中国がとった一連の措置(レアアースの輸出制限,邦人社員を人質に取るかのような身柄拘束,謝罪と賠償要求などなど)の不当性を満天下に主張することができたのである。今頃映像が流出しても,編集されていたり,中国からは偽造だなどといちゃもんをつけられたりで,公開自体が遅きに失しているのである。中国は臆面もなく,恥も外聞もなく,欧米や日本の大使にノーベル平和賞の授賞式に出席しないように圧力をかけている。中国とはそういう国なのである。ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン博士は,中国を「ならず者の経済大国」と表現している。

 

 それにしても,今この日本を危殆に瀕する状態に陥れているこの救いようのない政権は,ただ「冷静に」という言葉を連発し,外交的に有効な手を何ら打つことなく,ただ嵐の過ぎるのを待つだけ,そして何が何でも首脳会談をセットしたいということに汲々としている。度し難く,国益を害すること底なしの政権である。

2010/10/25

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さくら「お互い,食欲の秋だわよね。ねえ,元気?」
ひみ子「もちろんよ。おなかがすいてしょうがないわ。今日のバイキングは中華だけど,結構美味しいわね。この四川風マーボ豆腐は超辛いけどやみつきになるわ。中国共産党は嫌いだけど,中華料理はまあまあね。」
さくら「うん,このフカヒレ入りスープもたまんない。・・・ちょっとフカヒレが少ないけど。中華料理って言ったって,私思うんだけど,日本にあるものは日本人の口に合う訳だし,本場の中国のものとは全然違う気がするわ。ある意味では,日本にある中華料理って,結局は日本料理みたいなものよね。あー,それにしてもこのチャーハンの美味しいこと・・・」
ひみ子「ええ,でもあなた,いくら美味しいからって,食べ過ぎちゃだめよ。三段,いやその二段腹は何とかしなきゃ・・・。」
さくら「余計なお世話よ。あなただって,ちょっと油断してしかめっ面したら仙石官房長官にそっくりよ。」
ひみ子「あーーー,それだけはやめて。あの確信的傲岸不遜的反日左翼」
さくら「それにしても,トミ子,ほらあの岡崎トミ子よ,先日衆議院法務委員会で,韓国ソウルで従軍慰安婦問題に関する反日デモに国会議員として公費で参加した件について,『国益にかなう思いをもっている』って答弁したのよ。一体全体何考えてるんだか,これまた筋金入りの反日左翼。日の丸にバツ印をしたプラカードの前で抗議のシュプレッヒコールして何が国益よ。完全に国益を害してるじゃないの。」
ひみ子「えーっ,そんなことほざいたの,あの人・・・。信じられない。民主党っていうのはロクな人がいないわね。あっ,そうそう。あたし,あの行政刷新相だかなんだかしらないけど,蓮ホウっていう人,嫌いだなー。自信過剰が鼻につくし,人をやり込める時のあの人の目は,それこそ文化大革命時代の紅衛兵の目よね。」
さくら「あなたって,たまにはいいこと言うわね。今のは久しぶりに説得力ってものがあったわ。」
ひみ子「あなた,人をほめる時は素直にほめなさい。それに食べるときはそんなに大きな口を開けないの,いいこと?」
さくら「・・・・・ああ,それひきかえ,私は自由民主党の稲田朋美という衆議院議員が大好きなの。本当にすばらしい代議士だわ。為政者には何よりも国家観がなければならないわ。この人の10月6日の代表質問はホントに凄かった。動画でも見ることができるけど,私,この稲田議員の代表質問を聞いていて,泣けてきたもの・・・」
ひみ子「ふーん。そんなに良かったの?」
さくら「とにかく素晴らしかった。『主権国家の気概を示す大演説』との評判よ。稲田議員のこの代表質問の内容は素晴らしかったけど,特に『農業は地域を守る,文化を守る,伝統を守る極めて重要な役割を担っています。お米は日本の主食であり,米作りは日本の文化であり,水田は日本の美の象徴です。』っておっしゃったの。あたし,この時も思わず泣けてきたわ・・・。」
ひみ子「ふーん。確かにそのとおりよね。同じ女性議員でもトミ子らとは全く国家観と,心構えと,覚悟が違うわね。それにしても,お米,水田はいいけど,だからといってチャーハンの食べ過ぎよ。」
さくら「日本人ならお米をたべなきゃ。あなたもチャーハン食べなさい,早くっ!」

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