我が栄光の読売巨人軍の長野とか村田は,プロとして良い意味でのプレッシャーを感じながら仕事をしているのでしょうか。個人攻撃をしたくはありませんが,最近のこの2人のプレーぶりを見ていると,巨人軍のユニフォームを剥奪してやりたい衝動にかられてしまいます(笑)。
「まあ,なるようになるさ。」というのは人生の真実かもしれませんが,余りにも真摯さが感じられないのです。好不調の波はあるにしても,何が問題なのかをもっと頭を使って考えて欲しい。対ヤクルト3連戦のうち1試合は雨天中止となりましたが,この2試合,長野選手は2打数0安打,5打数0安打だったと思いますし,村田選手も2打数0安打と3打数0安打だったと思います。2試合で2人合わせて12打数0安打です(苦笑)。これでは勝てません。しかも長野は1番打者なのですからね。昨日の長野の最初の打席,ど真ん中の直球を見逃してあえなく三振に打ち取られた場面を見て,私は思わず怒りに打ち震えました(笑)。
我が栄光の読売巨人軍の選手ならば,もっと良い意味でのプレッシャーを感じなさいよ!その伝統あるユニフォームに恥じないように,もっと一生懸命に,しかも賢くいって欲しいなあ。
・・・・・・・・・月曜日から不満たらたらですわ・・・。
プレッシャーついでに言いますと,最近の私,実はゴルフが絶好調であり,スコアが今までになく安定しておりますが,パッティングをもう少し上達させなければならないと思っております。ところで,グリーン上でパッティングする時には,たいていの人は,意識するしないにかかわらず,精神的にプレッシャーがかかっているようですし,心臓にも負担なんだそうです。ある週刊誌の記事で読んだんですが,ある女子プロゴルファーの血圧をプレーごとに計っていると,ドライバーとかその他のショットの時は,プレー中でも普段通りの血圧なのに,グリーン上のパッティングの時には相当に血圧が上がっているそうです。
私が尊敬する岸信介元首相が訪米し,ドワイト・アイゼンハワー元大統領らとゴルフを楽しんだ時のことを,全くの受け売りですがこのブログでもご紹介しました。ただ,アイゼンハワー大統領は心臓に持病があり,主治医からはゴルフはしても良いがパッティングの時は気をつけるように注意していたそうです。そこで,アイゼンハワー大統領がプレーする時は,グリーンにオンした時には自動的に2打を加えてホールアウトする「アイゼンハワー・ルール」を適用していたとのこと。
岸信介元首相がこの訪米時にゴルフを楽しんだ時のスコアは99だったそうですが,この時も「アイゼンハワー・ルール」だったのでしょうか(笑)。
我が栄光の読売巨人軍は,一体全体どうしちゃったのでしょうか。全然打てません。昨夜の敗戦で,とうとう我が家の家計と同じで貯金がなくなりました(笑)。要するに勝ち数と負け数が同じ・・・。
巨人打線がダメだということは,データが雄弁に物語っております。12球団中,チーム打率は下から2番目(11位)。ちなみにチーム打率の最下位は阪神タイガースです。
でも,今セ・リーグでは珍現象が起こっており,このチーム打率ドベ1とドベ2が1位と2位になっているのです。守備,防禦が重要ということでしょうかね。また,貯金がなくても首位にいるというのは,例のセパ交流戦でセ・リーグがパ・リーグに大きく負け越していることが原因でしょう。
だが,それにしても巨人は打てない。私ももう長いこと生きてきましたが(笑),これほど脆弱で打てない巨人打線,オーダーを目の当たりにしたことは過去になかったのではないでしょうか。打線に全く華がないといいますか,全く期待というものがもてないのです。
ドラフト制度の下では,長嶋さんや王さんの時代の再来を望むことができないのは分かっておりますが,今ほど期待がもてないオーダーもないでしょう。例えば,1983年の巨人のオーダー(投手を除く。)は,1番松本,2番河埜,3番篠塚,4番原,5番中畑,6番スミス,7番淡口,8番山倉でした。すごいですわ(笑)。それにこの頃は江川,西本,定岡などが投げておりました。
それに例えば,2002年の巨人のオーダーは,1番清水,2番二岡,3番高橋由伸,4番松井,5番清原,6番江藤,7番仁志,8番阿部でした。こ,これは・・・・。思わず相手チームがびびってしまうオーダーです。
ああ,懐かしい。
アメリカ司法省が,国際サッカー連盟(FIFA)の副会長ら14人を訴追したと発表しましたね。汚職(贈収賄)に関与した疑いでの訴追です。
それにしても私がとても疑問に思いましたのは,その翌日に開催されたFIFAの年次総会でブラッター会長が5選を果たしたこと,そしてブラッター会長が何ら悪びれることもなく「レッツゴー!FIFA」などと叫んで勝ち誇っていたことです(その年次総会の会場には51歳の愛人を隣に同席させていたとのこと)。確かにブラッター会長は世界的な企業と次々にスポンサー契約を締結し,さらには巨額の放送権料を設定してFIFAに巨額の資金をもたらし,サッカーを巨大ビジネスに育て上げました。
でも,この世界はかつてのIOCと同様,利権をめぐる不正疑惑,W杯開催地を決定する権限を持つ理事らに「金権体質」がはびこる温床となっていました。深い闇があるのです。5選を勝ち誇っていたブラッター会長のこれまでの17年にわたる長期の在任期間中に,贈収賄にまみれた組織を刷新することはできなかったのです。そしてこのたびは汚職(贈収賄)の容疑で元副会長が逮捕されたり,訴追されたりしているのでしょう。会長が何らの責任も感じていないというのはどう考えてもおかしい。
欧州サッカー連盟(UEFA)のプラティニ会長が年次総会の前日にブラッター会長に辞任を迫ったり,イングランドサッカー協会のグレッグ・ダイク会長も2018年W杯ロシア大会をボイコットする可能性を示唆したとの新聞報道もあり,これらのことも頷けます。というのも,FIFA本部のあるスイスの検察当局も,2018年(ロシア)と2022年(カタール)の各開催地決定をめぐっても不正があったとして本格捜査に入ったからです。やはり問題の闇は深い・・・。
ついでに,2002年の日韓W杯での審判買収疑惑,つまり韓国がベスト4に進出するまでの対イタリア戦と対スペイン戦の極めて不可解な判定についても捜査してくれないかしら(笑)。この2つのゲームは「世紀の10大誤審」に堂々ランクインしているのです(笑)。あの名選手ゲイリー・リネカーも「一つ確かなのは今回の韓国の勝利に名誉が伴っていないことだ。後年日韓W杯を振り返ったときにトルコやセネガルに米国,スウェーデン,ベルギー,日本の健闘が称賛されることはあっても韓国が称賛されることは決してないだろう。」とコメントしているくらいなのです。
ナゴヤドームで行われた巨人対中日戦,金曜日のナイトゲームと土曜日のデーゲームの観戦をさせていただきました。ある2つの企業の社長さんから,それぞれ年間シートのチケットを2枚ずついただいたのです。大変ありがたいことです。
金曜日は娘と2人で観戦しました。娘は普段着のままでドーム内に入場しましたが,席に着くなり坂本選手のユニフォーム(背番号6)に着替えました。本当に良い子に育ったものです(笑)。先発のポレダもなかなかの良いピッチングをしておりましたので,何とか勝ちたいと思っておりましたところ,ジャイアンツが4-2で接戦を制しました。娘は小学生時代,少年野球チームの紅一点として活躍しており,その頃は高橋由伸モデルのグラブを使用しておりました(笑)。この試合では代打で出場した高橋由伸が見事決勝タイムリーを放ちましたので,彼のヒーローインタビューまで聞き終えて帰途につきました。満足な夜でございました。
さて,翌土曜日のデーゲームはうちのカミさんと一緒にナゴヤドームで観戦しました。特に今年は巨人打線は低調なのですが,特にこの日はそれこそ愛想が尽きるほどでした。全然打てないのです。私はというと確かに生ビールを2杯くらいいただき,ほろ酔いで気分はまずまずだったのですが,試合内容は何ともストレスのたまるものでした。まあ,無理もないか・・・。今までのところ我が栄光の読売巨人軍のチーム打率は,何と12球団中11位なんですから・・・(なお,その下にいるのが阪神タイガース)。
巨人は6回ツーアウトまで何と0安打・・・。巨人打線のあまりの不甲斐なさに失望し,私は7回表の巨人の攻撃が0点で終わったのを見届けて(その時点では0-1),うちのカミさんと一緒に球場を後にしました(笑)。カミさんはその後お友だちと楽しい飲み会があるということで私とは別行動となり,私はというと特に予定もないので,頭を垂れてトボトボとナゴヤドームから何と自宅まで徒歩で帰宅しました。ジャイアンツに対する愚痴をぶつぶつと内心で繰り返しながら・・・。
自宅に着くと娘が何やらリビングで課題か何かをやっておりましたが,帰宅した私の顔を見るやいなや「お父さん,今日も勝って良かったね!」と言うのです。私は,「ええっ?」と思わず奇声を上げた次第です(笑)。私が巨人打線に愛想を尽かして球場を後にした次のイニング(8回表)に,何とあの低調だった巨人打線が一挙に4点を取って見事逆転したのです。す,すごい・・・。
私はその時思いました。本当のファンなら最後まで応援しなければならないということを。それが本当のファンなのでしょう。途中で諦めてはいけません(笑)。
我が栄光の読売巨人軍は翌日曜日のデーゲームも制し,チーム打率が12球団中トップの中日を3タテです。がははっ・・・。
だって,本当に素晴らしいんですもん,桜の花は・・・。昨日の帰宅途中に仰いだ夜桜の素晴らしいこと。そして今朝はと言えば,しっとり雨に濡れた桜の,これまた素晴らしいこと。桜の花をつぶさに見ると,あの理想的な花弁の造形・配置とうす桃色の色彩は例えようもありません。
それに朝の徒歩通勤の際にそば屋やうどん屋からほんのりと漂ってくる鰹だしの香り。桜といい,鰹だしの香りといい,日本人に生まれて本当に幸せだと思います。
さてそれにしても,我が栄光の読売巨人軍は今年はどうですかね。昨晩は夜桜の美しさに見とれながら帰宅し,気合いを入れて晩酌をしながら(笑),中日戦の模様をテレビで見ていたのですが,失望することの多い試合でした。
打線の方は何とか8安打を放ったのでまずまずではありましたが,得点は3点どまりでした。それより何より,一抹の不安を覚えたのは投手陣です。昨年の不甲斐なさを見ているようでした。既視感がありました(笑)。ひょっとして敦賀気比の方が強いんじゃ・・・。
杉内はもうベテランなんですから,ノーアウトで連続四球を出してランナーを溜めるようなことをしていてはいけません。守っている方はイヤになりますよ,本当に。マシソンはどうも冷静さを欠く嫌いがあり,安打されると,これが続いてしまう傾向は去年のままです。高木(京)も相変わらずで,何でいきなり押し出しの四球なんでしょうか(笑)。そんなんじゃダメですよ。
「連続禁酒法」の施行下ではありますが,本日も気合いを入れて晩酌しながら(笑),ジャイアンツの試合ぶりを注視したいと存じます。実際には当分の間は,生暖かく見守るつもりです(笑)。オープン戦の成績が12球団中で11位なんですから,無い物ねだりがいけないことは分かっていても,ジャイアンツは強くなければならないのです。私的には・・・。
昨日の試合を見ていて,思わず泣けてきそうになりました(笑)。巨人ですよ,巨人・・・。どう考えても今年も日本一は難しそうですね。
そもそも1勝のアドバンテージがあるとしても,ホーム(東京ドーム)での大事な初戦なのに,内海投手ですもの。未だにマスコミや一部の人は「エース」などと表現していますが,彼が「エース」なんだったら,12球団を見渡せば,「エース」がかなりの数に上るでしょう。初回にいきなり3失点というのは,もう内海投手にとっては宿痾のようになっております。球速がないというのは本当に気の毒です。打線も全くダメです。打てないのです。
それに私が泣きそうになったのは,昨日の試合です。本日のブログは,本当に不満たらたらの内容になってしまって恐縮ですが,澤村という投手にもいつもながらガッカリです。球速はあるのですが,制球力がなく,「巧さ」というものを全く感じません。打席に立った阪神の投手を相手に平気でストレートの四球を出し,にやけているのですから怒れてきます。結局連打を浴びてこの回2失点・・。いつも思うのですが,この投手は「独り相撲」なのです。学習というものをしません。コーチや同僚が駆け寄って声を掛けると,めんどくさそうに何度も頷くのですが,実際には何も頭には入っていないのではないでしょうか。そして,例の危険球退場(頭部に死球を与えた)のシーンですが,マウンドを降りる時の彼の態度が余りにもふてぶてしく,これは本当にいただけません。
打線も相変わらずダメなままです。さすがの私も,ちょっと諦めムードなのであります。
10月17日は,ショパンの命日です。夜は巨人の試合なんか見ずに,ショパンの夜想曲集(ちょっと古いのですが,アルトゥール・ルービンシュタインのピアノ)でも聴こうかと思います。
ジャイアンツがとても好きなんですが,それが何か(笑)。秋分の日(23日)に引き続き,昨夜(25日)もナゴヤドームに行っちゃいました。仲間がチケットをくれたからです。ありがたいことです。それに昨夜は,広島が敗れて巨人が勝つか引き分ければ巨人の優勝が決まるという,重要な一戦でしたから・・・。
結果は皆さんご存じのとおり,巨人の優勝は持ち越しとなりました。タクシーの中では,巨人が1回表の攻撃で早くも2点を先制したというラジオからの実況の声が聞こえ,私は球場に着くやいなや生ビールと枝豆を手に入れ,喜び勇んで観客席につきました。今宵,巨人の胴上げをこの目で直に見ることが出来る「至福の時」が迎えられればいいなと思いながら観戦していたのですが・・・。
でも,よくよく考えてみれば,原監督も昨夜は何が何でも勝ちに行こうとは思っていなかったのでしょうね。投手ローテーションの谷間とはいえ,先発がセドンなのですから。球速も球威もないし,すぐに3ボールになってストライクを置きにいった球を痛打されたり,簡単に四球を出したりで,次第に私はほろ酔いながらもイライラしておりました(笑)。3回の裏で2-4と試合をひっくり返される始末。マウンドを降りるセドンの両肩には,球の遅い投手の悲哀が漂っておりました。
また,村田選手は相変わらずです。チャンスにめっぽう弱い。これは見事なほどです(笑)。ビールと枝豆をいただきながら,私の頭の中で思わず一句浮かんだのです。
「ランナーが いると打てない 村田くん」
秀句でしょう(笑)。深みと味わいのある佳作というべきです。しかし昨日の試合は,またまた直後に浮かんだ次のような句も真実を語っておりました。
「ランナーが なくても打てない 村田くん」
まあ,我が栄光の読売巨人軍,お楽しみはこれからだ。新聞は産経,野球は読売という古くからの格言もありますしね(笑)。いずれにしても,今日こそは胴上げしてね。
昨日は気候も清々しくなった秋分の日。カミさんと娘と私の3人でナゴヤドームに出かけました。娘は背番号6の坂本選手のユニフォームを着用して・・・(笑)。我が栄光の読売巨人軍のマジックナンバーが1つでも減り,セ・リーグ3連覇に近づく瞬間をこの目でしかと見届けるためです。
中日には0-1と先制を許しましたが,3回の攻防を見届けてから,家族3人で場内のレストランに行きました。バイキング方式でしたが,料理はプレートに1度しか盛ることが出来ないというルールでしたから,3人とも山盛り(笑)。貧乏性で食い意地の張った3人ですと,どうしてもそうなります。互いに他者のプレートの山盛り状態に苦笑しながら,ビールと一緒に食事開始。
爽やかな外気に触れながら食事をしている最中,何やら球場内で騒々しい瞬間が数回あり,ひょっとして試合が動いたのかしら,と思ったのですが,私達は楽しい食事を続けました。「杉内は34歳なのにストレートの球速では49歳の山本(昌)に1キロ負けてるよ。」などと素人の悪態をつきながら・・・。そしてほろ酔い気分で観客席に戻ったのは6回裏の中日の攻撃でした。スコアボードを見ると,何と巨人が3-1と逆転しているではありませんか。気分的に調子づいた私は早速,場内販売の女の子に手で合図してレモンチューハイを注文(笑)。
さて,そして問題の7回表の巨人の攻撃です。私としては手にしたチューハイをチビチビやりながら,「もうちょっとセーフティーリードが欲しいなあ。」と思っていましたら,先頭打者の亀井が四球を選び,未完の大器,大田が何とセンターバックスクリーンへ鋭い弾道の本塁打。あたしは至福の時を迎えたのです(笑)。これで5-1。しかし,結局この7回表の巨人軍の攻撃は,打者16人,6安打,10得点・・・,約40分間にわたっての「執拗な」攻撃が続いたのです。私は,ひょっとして「打者2巡の猛攻になるのかしらん。」などと要らぬ心配をしたものです。これで13-1と相成りました。
我が巨人軍にこれほどの打撃力があったとは・・・。まあ,中日の投手も制球力が悪く,四球を多く出して走者を溜めましたから,こうなってしまいます。7回裏の中日の攻撃を見届け,混雑を避けるために8回表の途中で帰途につきました(試合結果は15-1)。
ジャイアンツの猛打・・・。そこで私は決意したのであります。ゴルフでの私の打棒が振るうように,ドライバーのヘッドカバーを巨人軍のマスコットであるジャビットくんに代えようと・・・。もう通信販売で注文済みであり,うまくいけば明日(25日)我が家に届きます(笑)。これで今度のコンペは万全となります(笑)。
平日でしたけど,ゴルフを楽しみました。お盆はそこそこ,そして黙々と仕事をしましたので,私にとっては少し遅くなったお盆休みということなのです。先日の三島,沼津行きも含めて・・・。
それにしてもキャディーさんという仕事は大変ですね。今日はこの9月から独り立ちする予定という若手のキャディーさんが先輩キャディーさんと一緒に私たちに付いてくれました。でも,まだ経験が浅いせいか,残りの距離を正確に言えなかったり,グリーン上でラインに関するアドバイスを求められてもなかなか答えられなかったり,その他の要領がいまいちだったり・・・。先輩に厳しく指導されていました。しかし,改めて思いますけど,キャディーという仕事は大変です。ボールの行方を正確に追い,クラブを管理し,各プレーヤーごとにその状況に応じて適切なクラブを事前に用意してあげたり,残り距離やラインについての適切な情報を提供したり,などなど。何事も経験ですから,何とか頑張って欲しいと思います。
ゴルフの話題ついでに,昨日のブログのタイトルは「ちょっとした気遣い」でしたが,今年の全米プロゴルフ選手権(4大メジャー大会の一つ)では,マキロイと熾烈な優勝争いをしていたミケルソンとファウラーの気遣いが話題になりましたね。
豪雨による中断が響いて,最終組のマキロイがスタートしたのは何と午後4時19分でした。後続に2打リードしたマキロイが17番を終えた頃には夕闇に包まれ,日没サスペンデッドかと思われました。プロゴルファーといえども,調子は日替わりですから,もしサスペンデッドになって翌月曜日の再開となれば,たった1ホールのことであっても流れが変わってしまうかもしれません。
そこで,一つ前の組でプレーし,熾烈な優勝争いを繰り広げていたミケルソンとファウラーは,18番のティーショットを打ち終えた後,自分たちが第2打を打つ前に,最終組のマキロイにティーショットを打たせるという配慮を示したのです。そのホールのティーショットさえ打っておけばホールアウトが許されるからです(日没サスペンデッドを避けることができます。)。
それでも刻一刻と夕闇が深まっていきます。さて,マキロイと熾烈な優勝争いをしていた前の組のミケルソンとファウラーはどうしたか。ファウラーはイーグルパット,ミケルソンは第3打目のアプローチを残しながら,わざわざプレーを止めてグリーンを空け,まだ視界のあるうちに最終組のマキロイに第2打を打たせるという配慮もしたのです。
プロだったら誰もが手にしたいメジャータイトルです。結果的にはマキロイが全英オープンに続いて全米プロゴルフ選手権も制覇し,ミケルソンは1打差の2位,ファウラーは2打差の3位タイの成績を収めました。心温まるシーンですね。私は特に,フィル・ミケルソンのプレー態度の素晴らしさにいつも感心しています。決して激したり,あろうことか道具に当たったりなど絶対にしません。人格がにじみ出るようなプレースタイルなのです。
優勝者のマキロイの試合後のコメントは次のようなものでした。
「彼らの品位や人格をよく表していた行動だった。2人のすばらしいスポーツマンシップに感謝したくて、優勝スピーチで何回も(感謝の言葉を)繰り返したんだ。」
今の名古屋グランパスはJ2への降格圏内を行ったり来たりの悲惨な状態になっていますが,フロントは何を考えているんでしょうかね。今シーズン前には素人の私でも「大丈夫か」と心配するほどDFの主力を次から次に放出し,現在ではJ1の18チーム中でワースト3の失点数です。
ふと,チームとしては全盛時代だったアーセン・ベンゲル監督時代のことを思い出しました。私もよく瑞穂陸上競技場に足を運びましたもの・・。良いサッカーをしておりました。素晴らしく有能な監督でした。ベンゲル監督が名古屋グランパスを離れ,あのイングランドプレミアリーグのアーセナルの監督に就任したのが1996年ですから,もう18年も経ちます。月日の経つのは本当に早いものです。それ以来,現在に至るまでずっとアーセナルの監督を務め,ベンゲル監督が指揮した16シーズン中8シーズンは,アーセナルは優勝か2位を獲得しています。あのプレミアリーグで・・,凄い実績です。
くどいようですが,ベンゲル監督時代の名古屋グランパスはコンパクトでパスがよくつながり,スペクタクルで見ていて楽しい良いサッカーをしておりました。本当に懐かしい・・・。
事故で四肢のうち三肢を失いながらも,アセアンパラゲームでメダルを獲得したシンガポール人の男性がおります。彼は2012年12月,軍艦の係留ロープと電動ウィンチとの間に挟まれ,その事故で両足,左腕,右手の指3本を失う不幸に見舞われたのですが,見事に卓球競技で銅メダルを獲得したのです。このシンガポール人男性は,アーセナルの大ファンでした。その男性の所に,ベンゲル監督から手紙が届き,その手紙には「お気の毒に存じます。アーセナルを代表して、あなたの幸せを祈ります。・・・また、あなたは熱心なアーセナルファンだと伺いました。非常にうれしく思います。」などと書かれていたそうです。その男性が感激し,感謝の気持ちを表したことは言うまでもありません。
そのベンゲル監督も64歳となり,名門アーセナルの監督在職期間の最長記録を更新しました。優秀で聡明な人ですから,まだまだキャリアと実績を積み上げられることでしょう。そのベンゲル監督は,日本で過ごした2年間の経験を元に,日本について次のように発言しています。
「日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう。これは私の確信であり事実だ。問題は、日本の素晴らしさ・突出したレベルの高さについて、日本人自身が全くわかっていない事だ。おかしな話だが、日本人は本気で、日本はダメな国と思っている。最初は冗談で言っているのかと思ったが、本気とわかって心底驚いた記憶がある。信じられるかい?こんな理想的な素晴らしい国を築いたというのに、誇ることすらしない。本当に奇妙な人達だ。しかし我々欧州の人間から見ると、日本の現実は奇跡にしか思えないのである。」
おいっ!朝日新聞とやら,ちゃんと聞いてるか(笑)。反日的で日本人と日本国を貶めるような捏造記事,誤報記事ばかり書いているんじゃないぞ。